インドの紅茶というと、ダージリン、アッサムが有名です。
スーパーの紅茶コーナーを見ても、ダージリンブレンドとかアッサムブレンドを見かけると思います。
でも、インドにはニルギリというのもあるんですよね。
場所は?
ニルギリは、インドの南部のとがった三角形の西の海岸に近い丘陵部になります。ニルギリは、「青い山を意味する」そうです。
ちなみに、ダージリンとアッサムは、インド国土をザクッと「ひし形◇」と考えると右の上(北東)あたり。
ニルギリは、「ひし形」の左下(南西)になります。
どういう紅茶?
乾燥茶葉の見た目がシート形状と分かるオーソドックス製法が多いようです。(いまのところ、ニルギリの小さな丸い形状のCTCを見たことがありません)
インドの南なので、スリランカの紅茶に似た香味を持っています。
なんでこんなことを書いているかというと
単純に、ムジカのニルギルが結構好きなんですよね。
ムジカでは年間を通して販売しているニルギリが、二種類あります。
- ニルギリ
葉の形状がBOP(ブロークンオレンジペコー。葉っぱの小さなタイプ)。 - ニルギリ(OP)。
葉の形状がOP(オレンジペコー。葉っぱの大きなタイプ)。
左がニルギリ(OP)。右がニルギリ。
僕が好きなのは、BOPのニルギリ。
軽く深みのある香ばしさ、控えめな華の香り、飲むと砂糖が入っていないのに、ほのかな甘みを感じる。
昔通っていた紅茶教室で、紅茶を淹れる番にあたって、たまたまムジカのニルギリで、たまたま美味しく淹れることができて、好評だったという美しい思い出もあったりします…
お茶がないと寂しいので。
キャディーとのセットで撮影。
お見苦しいラベルで、すみません。
アルミパケットに貼られたラベルを上手に剥がすのに失敗して破れているにも関わらず貼ったんですよね。
で、あるときからラベルの配色が変わってしまって、こっちのオレンジのラベルの方が好きなので、破れているのに貼り替えていません(^^;;
まとめ
ダージリン、アッサムは飲んだことがあるけれど、ニルギリを飲んだことがない方。
ものは試し。
ニルギリという紅茶があるので、試されては如何でしょうか。
たぶん…きっと、違いに気づくと思いますよ。
おまけ
この記事を書くのに、荒木安正、松田昌夫著「紅茶の事典」(柴田書店)の「ニルギリ紅茶」の項目を参照しました。
この事典、アイウエオ順に並んでいるんですけれど、ニルギリの次のページが「ヌ」で、一項目だけ。
「ヌワラエリヤ」
ヌワラエリヤはスリランカの紅茶です。
※ムジカティーは、ウェブサイトとFacebookページを開設されています。
※本サイトはムジカティーの投稿が充実しています。ほかにもムジカティーについて知りたい方は、
本サイトのカテゴリー:ムジカティーのタイトル一覧をご覧ください。
日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間
種ノ箱は、お茶のセミナールーム、昭和三十年代に建てられた木造長屋の茶の間です…
※店(種ノ箱)のInstagram↓です
※店(種ノ箱)のtwitter↓で、お茶のことを気ままにつぶやいています
種ノ箱(tane no hako)のtwitter(@tanenohako)
このページのQRコードは最下部にあります。