「日本茶」カテゴリーアーカイブ

[終了] 「日本茶事始め」を開催します!(2016-12-18、日曜)

普段は、なにげなく飲んでいる日本茶。
イベントなどでお客様と日本茶のことをお話していると、意外に基本的な内容が知られていないことに気付きました。

そこで、「日本茶事始め」と銘打って、日本茶といえば、これでしょ!というお茶の基本的な内容に絞ったワークショップを行いたいと思います。

開催日: 2016-12-18(日)
場 所: 種ノ箱(露地再生複合施設 宰-つかさ-、2F)

  • お抹茶編(11:00-12:30)
  • お煎茶編(13:00-14:30)
  • 玉露編(15:00-16:30)

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内容:

  • お抹茶、お煎茶、玉露とは、どういうものか。
  • どうやってつくるのか
  • 飲み方は?

 

参加費:1000円。
各回とも、先着4名まで。
フェイスブックのメッセージまたは、メール(takiho@chaai.info)にて、ご予約承ります。(フェイスブックのイベントページ)

なお、今後、露地再生複合施設 宰-つかさ-では、宰全体のテナントで月一回を目安にワークショップを行うことを計画中です。
今回は、そのVol.0にあたります。

どうぞ、よろしくお願いします。

ホイロで手揉み茶

煎茶というのは、今は機械で製茶をするのがほとんどです。

でも、昔はホイロ(焙炉)という、熱源が下に仕掛けられた台の上で、蒸した後のお茶の葉をゆっくり揉みながら、すこ~しずつ水分を飛ばして、形を整えて、針状にして乾燥させていたんですよ。

三重県で生産されたお茶を伊勢茶といいます。
去年12月、まちライブラリー@大阪府立大学で三重県の手揉み茶の名人のおやっさん一行による手揉み茶の実演&伊勢茶の手揉み茶の講義のイベントがあったので、参加しました!!

実は一番、ホイロに近い席を確保して、講義を聞きながら、実演中ずぅ~と香りを嗅いでいました。(犬のように ^^;)

ホイロ全体はこんなの。
移動で使うために通常のものより横が半分くらいなのだそうです。

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熱源は、台の下に仕掛けられていて、なんと電気ストーブの中身でした。

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実演中。

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じっと隣にいると、分かったんです!
香りが変わっていくことが。
ついでに、ちょろちょろと見ていたので気付いたのですけれど、香りが変わると手の動きも変えられていました。

乾燥中。
真ん中に穴をあけるんです。
左は粉。一緒にすると焦げるから端っこに分けておくとのこと。

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出来上がり。
おやっさんは、時間内にできるかなぁ~と言っていたんですけれど、間に合いました。
手揉みの実演をしていただいたのは、おやっさんではなく修行中?の方でした。

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ちなみに、ホイロは最後、こういう状態になって、なんと台車に変身していました。この上にもう少し荷物を乗せて帰って行かれました。

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なかなか衝撃的な結末だったんですけれど、自分の横で手揉み茶の行程が進んでいくという、かつてない経験はメッチャ刺激的でした。

企画のお茶の大学さん、伊勢茶のおやっさん御一行様、まちライブラリー関係者さん、ありがとうございました。

わたくし宝(たから)の瓶(びん)と書いて、宝瓶(ほうひん)と申します

日本茶の代表的なお茶、煎茶をいれる場合に一般的に知られていない専門の急須を使います。

宝の瓶と書いて、宝瓶(ほうひん)と読みます。

よく知られている蓋の上にツルの付いた土瓶タイプの急須とは異なり、ツルがありません。

宝瓶の特徴を挙げてみると。

・少量のお湯を注ぐ
・上等な煎茶をいれるのに使う
・お茶を注ぐときに調整しやすい
・茶葉の広がりもしっかり見える
・蓋の口が広いので、茶殻も捨てやすく、洗いやすい
・お茶を注いでいる動作が、見た目で綺麗

上から見たイラストを含めて、こんな風に使います。
蓋をはずして、お茶っ葉をいれ、お湯を注ぎ、蓋をする。
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お茶を茶碗に注いでいる動作はこんな感じ。

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注いだ後のお茶っ葉が膨らんでいることが分かりますでしょうか。
膨らんだ状態を、お茶がひらくと専門用語で言ったりします。

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今日、日本茶のイベントに参加して、宝瓶が初めてという方に出会ったので、以前に撮っておいた写真を加工して、少し解説してみました。

昔、茶器があまりなく少しずつお茶の道具をそろえていきました。
茶器が増えてゆく楽しみがありました。

宝瓶を入手したときも、はじめは不器用で。
お店でどんな風に扱われていたかをまねて、本当に、ぎこちない動作でした。

それが、何度も使っている内に、スムーズに扱えるようになっていって。
こうなってくると、お茶をいれるのがすっごく楽しくなってくるんですよね。
お茶を飲むより、いれるのが楽しくなるという。

イベントで使われたお茶も買ったし、自分ちの宝瓶を使ったら、どう変わるかなぁ~と、やってみたくなりました。

おしまい。

終わりました〜!茶缶作りとほうじ茶体験。(第5回空堀ワークショップフェス)

「だって、わたしら お茶好きやもん」
茶缶作りとほうじ茶体験、どっちに惹かれて参加されたんですか?と質問した時の参加者さんの回答です。
ストレートな返しでスゴく惚れ惚れする台詞やなぁと。

12:30から、一時間ワークショップを開催して、一時間休憩の三セット。
休憩時間にふらりとやってくる方も含めて、色んな方とお話をしました。

例えば、二セット目では「番茶って、どんなものなんですか?」という質問があり…
大まかに3つに分けられます。
日常的によく飲まれるお茶。京都の南山城村で尋ねたら、ほうじ茶のことを番茶と言う方がいたお話をしたり。
地方で古くから残っている製法のお茶。
遅い時期に摘まれて加工されたお茶。
とお答えしたり。

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茶缶作りで、和紙を糊付けして茶缶に巻いた後に、茎茶(雁ヶ音)をほうろくで炒っていると…
「子供の頃、お茶摘んで釜で炒って、筵(むしろ)に広げて、揉むの手伝わされた」
と話されたり。この方は、九州、熊本出身だそうで。
僕の方は、九州、宮崎県五ヶ瀬町で見学したレンガで出来た釜炒りの機械の話をご紹介したり。
お茶の香り覚えていますか?釜炒りの場合、香ばしく青い香りがしますよねっ!と話のネタを振ってみると
「うん、したした!」
と返ってきたり。

はたまた、ほうろくでほうじ茶体験のみ参加されたお母さんとお子さんは
「おばあちゃんのうちにあったやつやで」
と、お母さんが説明されてたり。

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茶缶の柄選びでは、
「これ、かわいい」
「これも、いいよね」
「いったんとったけれど、これに変えよう」
といったやりとりがあったり…

会場に付いた途端、初っぱなに地元のお知り合いから差し入れを頂いたり、和紙を挟んでいた雑誌にツッコミは入るは…(大阪だから?)
休憩時間に、ひょこっと「ワークショップ参加できませんか」と飛び入り希望の方もいらっしゃったり。

で、無事終わりました。
御参加下さった皆様、事務局スタッフさん、いつもながら色々お世話になっているコワーキングスペース往来の皆様、ありがとうございました!!

初参加の空堀ワークショップフェス。
「楽しみです!かわいい柄ありますか?」
にお応えするのに頑張りました。
ご期待に添えていたらいいのですが…

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持ち帰っていただいたほうじ茶をお湯で淹れて飲んで、茶缶を眺めたり使ったりして、お茶の時間が増えれば…と思います。

僕の手元の茶缶は無くなってしまいましたが、和紙は残ってます。
また、茶缶作りはどこかでやりたいと思います。
ほうろくで炒るほうじ茶も関心を持たれる方がいらっしゃることが分かったので、こちらも機会を作りたいと思います。

それでは、また〜

時間が経って、風景が変わって

昔、体育の日は10月10日と決まっていました。
ある時から、10月10日ではなくなって。

昔の10月10日の写真を振り返る。

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3年前の10月10日の和紅茶のティータイム。

たぶん、このマドラーは今だったら、少し黒さが増してる。
最近、杉のおぼん、生クルミを潰して出てくる油脂でコーティングのメンテナンスしたな。
お芋の お菓子、おいしかったと思う。
このとき、淹れた和紅茶はおいしく入ったんだろうか?

日々是好日、読了。
なんとなく、そんな気分。

自転車と言葉とSPECIAL.T

忘れ物を実家にして、自転車で移動中。
対向一車線の信号が赤で、僕と同じように信号待ちしている女子中学生が信号の向こうにいて、その友達二人がこっち側で待っている。

信号が青になって、向こう側にいた子が合流した第一声。

「ちょー、後輪の空気ないねん!」

ちょーは、呼びかけだったみたい(笑)。
「ちょっと聞いて」の短縮形なんだろうな。

言葉って、誰かに対して言ってる。
今書いている僕の言葉も、そう。

知り合いに使う言葉、親しい人に使う言葉、初対面の人に使う言葉、色んな時の色んな言葉がある。

ところで、ネスレと京都福寿園がコラボして、「SPECIAL.T My T.」の「京の匠福寿園シリーズ」が新しく発表されました。

「SPECIAL.T~」は、お茶淹れマシンで、カプセルに記録された「お湯の温度と抽出時間」を読みとって、おいしいお茶を淹れてくれるという優れモノ。

今回の発表の目玉は、たぶん玉露を上手に淹れてくれるところ。

発表会でGACKTさんがまず煎茶の師範さんの淹れたのを飲んで、「旨み、コク、匠の技ですよね。」と通なコメントをされた後に、「SPECIAL.T~」のを飲んでビックリしたくらい、違いがわからない。

コーヒーと違って、おいしいお茶を淹れてくれる機械がなかなか開発されてこなかったので、これは画期的だと思います。

でもね。
今のところ、機械は、カプセルを見て淹れているので、人を見て淹れているワケじゃないんですよね。

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朝に部活の待ち合わせしていた女子中学生とネスレと福寿園と玉露をイメージして…^^;

と、そんなことを考えてしまいました。

10月になりました。

「はじめて」ということを時たま考えたりします。

あれをし始めたのは、いつだっけ?
これを始めたのは?

お茶バック、最近お茶ではなくコーヒー豆をひいたのを入れて、閉じないで、ねじりっこをひっかけて、コーヒーカップにひっかけて、お湯を入れてます。

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お茶じゃなくて、コーヒーにお茶バックを使う。
つい半月前くらいから、意外と良いやん♪と思ってやってる。

ま、月初め、何か新しいことを始めるには気持ちのいい日かも知れませんね~

茶缶の記憶をさかのぼって

茶缶の写真をInstagramにアップして、記憶が呼び起こされて。

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シミが出てしまってるのは、茶遊散策という洒落た名前の付いたイベントで作ったもの。
日本茶インストラクター協会大阪支部が開催したもの。
「お茶屋さんで古い茶缶を貰ってきたの」
インストラクターさんの言葉。
糊付けして和紙を張る。
糊がはみ出したのを拭いたり、糊が乾くの待ったり。
様々な中から、お気に入りの大きさや形を選ぶ。
和紙の色や柄も、選ぶ。
茶缶の元がどうだったか、使う内に忘れてきて。
キッカケがないと、想い出すこともなかった。
明日は、日本茶インストラクターになって初のイベントスタッフ。

京都市の繁華街にある有名な日本茶屋さん。
地下で、宇治茶のオリジナルティーをブレンドできる。
無地の綺麗な茶缶、和紙を綺麗に巻ける。
親しい友人にプレゼントしたり、イベントで置いておいたら、どうだろう?

地元の日本茶屋さん。
「ウチに置いてるの、あんまり落ちついたのないねん。良かったら選んで」
そうやってやってきた、大きな茶缶。
紅葉が良い感じ。

茶缶にも、ちょっとした経緯があって。
付いてる記憶を書き起こし。

[最終回]宝瓶紹介、まとめ

最近知り合った方から、宝瓶の選び方を尋ねられました。
ちょっとの時間でザクッと説明しました。

自分としては言葉が足りなかったような不完全燃焼な気分が…
キッカケを頂いたし、折角なので手持ちの宝瓶の紹介を思い立ちました。

それで、四つを四回に分けて、使っている状態でアップして。

朝日焼は、さすがにお茶処の宇治で、高級煎茶でよく使われているだけあって、落ち着いています。
見栄えなどを考えても、お客様が来られたときに使うのが良さそうな気がします。

萩焼は、どちらかというと自分使いでしょうか。この宝瓶は僕の手に馴染んでます。
人の手の大きさは、それぞれ。手に取ってみて、注ぐ動作をしてみて、重心の落ち着き具合、手に収まる感じ、宝瓶の肌触りで確認してみて下さい。

茶逢は、なんというかビジュアルの好みがまずあります。常滑焼の茶逢のシリーズは作家さんの造形が様々あるので、まず見た目の好みで選ぶことになると思います。

白い宝瓶は、お茶屋さんの味を再現するとか、お茶を淹れる練習用と言うイメージを持っています。他の宝瓶より、クセがないのでコレで練習すれば他の宝瓶を使っても問題ないと思います。

ところで宝瓶は、湯冷ましをして、ゆったり時間の過ぎるのを楽しみながら使う急須です。言葉を変えれば、基本的に「高級」煎茶を淹れるのに向いています。
なので、熱湯で淹れるほうじ茶や番茶などには、不向きです。
熱湯の場合、熱さを避けられる取っ手のついた急須をオススメします。

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左上から時計回りに、朝日焼、茶逢、萩焼、白い宝瓶。因みに中心は、昨年の日本茶AWARD2014のTOKYO TEA PARTYのテイスティングで貰った茶碗(*^^*)

とりあえず僕の視点でまとめてみました。
まずは手に取ってみて、どうかなぁと感触を確かめるところから始めると良いような気がします。

気持ちの良いお茶の時間が増えるといいですね。
それでは、また。

おんなじ、お茶かいな?(日本茶って言っても…)

ちょっと古くなってしまった昔ながらの製法で作られた番茶。
復活させるべく、焙烙で軽く炒りました。
こうすると、少し香りが香ばしくなって、多少古くても美味しく飲めるようになります。

帰宅して、この番茶を淹れて、一服。

その後に、この写真を撮り始めて。

番茶の入った小さな朱泥焼の急須と、三煎目まで頂いた深蒸し茶の茶逢の急須を一緒に洗うことに。

全く違うんですよね。
軟らかくどろっとした感触のする深蒸し茶の緑色の茶殻と、茶色の葉っぱの形の残ったしっかりとした感触のする茶殻と。

当たり前ですけれど、触ったときの感触が全く違います。

改めて

「おんなじ”お茶”かいな。。。日本茶って言っても、幅広いなぁ」

と感心してしまいました。

と言うわけで、再び写真撮影。

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焙烙の裏返して、面白い模様なので、それをバックに、記念撮影。

明日の朝のお茶にしたいと思います。

おやすみなさい。