どんなお茶が好きですか?

僕がお茶好きなことは、面識があり話をしたことがある人はたぶん認めてくれることだと思います。

その中でも、付き合いというか、話す時間が長くなってくると、僕のことを「メッチャ」お茶好きな人、お茶バカ、お茶マニアと認識するようになるらしい。

昨日、村シェフさんに「ぶっちゃけ、お茶マニア」と言われてしまいました。
実は、今でも自分ではよく分かっていないのですが…

紅茶を自分で淹れるようになって、しばらくしたときに、お茶をどうやって作っているのか興味が出ました。
そのときは紅茶を生産しているところが日本にあるのを知りませんでした。
紅茶も緑茶もお茶の木から作るらしい。
それじゃあと、大阪から近い京都で緑茶の茶摘み体験に参加しました。
そんなこんなの関心の赴くまま日本茶への興味も膨らみ、今では紅茶も日本茶も淹れて飲みます。

それでお茶関連で知り合った方からタイトルの「どんなお茶が好きですか?」と尋ねられるんですけれど、答えにいつも困っていて。
たくさんのお茶を知ると、その時、その場で飲みたいお茶が変わるので、特別好きなお茶が出てこないんです。

でも、想い入れのあるお茶はあります。
紅茶屋さんや日本茶屋さんのスタッフさんと話すようになったキッカケのお茶とか、僕がたまたま持って行ったお茶を気に入ってくれた紅茶屋さんが後で仕入れるようになったティーバッグとか…

特別な想い入れというでなく、最初に淹れ方を覚えた一番よく飲むお茶というのが好きなお茶になるかもしれません。でも、こうなると好き嫌いじゃなくて、ないと困るんです。

僕にとって、そんなお茶がムジカティーの「DOJIMA BREAKFAST」。
このミルクティー向きの紅茶は、最初に購入した当時、一番安価で且つ、350gの袋入りか、226gの缶入りしかありませんでした。

初めて淹れて、一発でおいしく淹れることが出来るわけありません。
美味しく入らないけれども、たくさんあるので、自分が美味しいと思うまで、繰り返し練習できます。
美味しく入らないと悔しいので、葉っぱの量を変えてみたり、蒸らし時間を変えてみたり、やっている内においしく淹れられる様になりました。
そうすると楽しくなって、しばらくはこればっかり。
そうすると、飲む頻度の多いお茶は、濃いのが好みになるらしい。

あまり行ったことない喫茶店で「DOJIMA BREAKFAST」を注文したことがありました。
飲むと、普段飲んでいるものより薄い。
どうやら、濃いのしか美味しく感じなくなってしまったようです。

本家本元の堂島ムジカでも、気になったので「DOJIMA BREAKFAST」をオーダーしたら、こちらも普段自分が淹れるものより薄い。
思っていても、機会がなければ、スタッフさんにも、こんな話しません。

常連になると、言う機会もやってくるんですねぇ。
「DOJIMA BREAKFAST、僕が淹れるのより薄い」とスタッフさんに言ってしまいました。
スタッフさん「他のお店と比べて、どう?」

記憶をたどって、僕「他の店より、ここ(堂島ムジカ)のが濃いです」

スタッフさん「ウチで出してるDOJIMA BREAKFASTが他の店より薄かったら問題だけど、そうでなかったから良かった」

この会話って、たぶんお茶好きでない人から見たら、バカな会話なんでしょうね…

「DOJIMA BREAKFAST」は、堂島ムジカで一番売れている紅茶だそうで、ムジカのことを「堂島屋」とまで言うことがあるそうな。

と言うわけで…
堂島ムジカの喫茶の営業は、9月25日まで。残り二日(24日と25日)です。
ショップの営業は、10月中旬までとのこと。

2013-09-28加筆。10月初旬に芦屋に事務所を移して、個人への販売、業務用の卸は継続するとのこと。
新しい動きを準備中みたい…
たぶん少しずつ動きが明らかになっていくようです。
今は、堂島を離れる作業で大変。
ゆっくり見守りたいし、もしこのブログを読んだ人がいたら、見守って欲しい。
お店の方からのメッセージ
「喫茶は今ないけれど、ムジカの紅茶の販売は続くので、その点は心配しないで」
とのこと。

2013-10-12加筆。随分とものが搬出されてて寂しくなってますが、堂島ムジカ、ショップの閉店は2013-10-17とのこと。

大好きな紅茶屋さん

お茶好きな皆さん、お茶はどこで買いますか。

お気に入りのお店があると、お茶を飲む楽しみも増えますよね。

僕がお茶をたくさん入れるようになったキッカケは、大阪の堂島にあるムジカという紅茶屋さん。

お店は4階建ての商業ビルの三階。
エレベーターに乗り、三階の扉が開くとソコは、倉庫?

紅茶の入った木箱や茶色の袋がデンっと積み上がっています。

日本なのに、不思議な多国籍な雰囲気に満ちています。

入り口すぐがショップ。
紅茶の葉っぱや、ポット、ポットにかぶせるコジー(スリランカ製で一つ一つ違っていてたのしくなる品)、紅茶缶(ティーキャディー)、葉っぱの秤(ティーメジャー)などが売られています。

左手に進むと、喫茶スペース。
ムジカという名前の由来は、開店当初がクラシック音楽の音楽喫茶店だったから。
オーディオが普及して、音楽喫茶では商売が難しくなったときに、紅茶メインの喫茶店に転換したらしい。

外が見えるガラス張り近くの席は、1-2人の少人数スペース。
僕のお気に入りの場所は、一番奥の二人掛けの席。
一人で行くのに、夜遅くだと空いているから、ここばっかり座って、外を眺めながら、紅茶を飲んでました。

お店をぐるっと見回すと、紅茶のポットやパッケージ、紅茶資料がたくさん置かれています。ホント、紅茶が溢れてる。そんな空間です。

僕はお茶好きになる前から甘いもん好き。
紅茶にケーキは欠かせません。
木の実のタルトが素朴で、お茶に合わせ易くて、たぶん今ままで一番注文したと思う。
「なめこ」というケーキがビジュアルと味ともに訴えるものがあるので、一番有名みたい。

そんなこんな色々な思い出のある堂島ムジカが2013年9月25日に閉まることになりました。
ムジカのお茶の販売は続くとのことですが、この記事で書いた堂島ムジカの雰囲気はなくなってしまうようです。

一言でいうなら、さびしい。

でも、お茶の魅力をいつも見せてくれた空間に「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。

堂島ムジカの残り時間が少なくなっても、お茶があれば、たぶん僕は色々なことを思い出せるし、新しいお茶の記憶も増やすことが出来る。

そう悲観することもないはずだけど。

気になった人は、残り時間が少ないけれど、行ってみて下さい。
日本の紅茶屋さんのトップランナーを垣間見ることが出来るはずです。

それで、紅茶淹れて飲んでみようという人が増えるといいな。

おしまい

~さらば、食料廃棄~副題:捨てない挑戦、を読んで

本の入手先は、比較的大きな書店。平積みになっていました。

最初に見た感想は
「食料廃棄の本だなんて、イヤだなぁ、なにが書いてあるんだろう…」

そうは思ったものの、以前からず~っと気になることがありました。
ある時、和菓子屋さんの工場横を歩いていると、商品を大量にゴミ収集車に捨てていたのを見たことがありました。。

何で捨てるんだろう?
もったいない。

でも、この本を読んで分かりました。
現代の生活をしていると、食料はスーパーやコンビニにいつも並んでいます。
夕方に商品が並んでいないところは自然と足が遠のく。
それで購入したものの、賞味期限を過ぎてしまえば、食べ物を捨てても、次のを買えばよい。
賞味期限の短いものより、賞味期限のできるだけ長いものを買おうとする。
そうすると賞味期限の切れたものが出てくる。それで、廃棄。

この流れを書いただけでも、誰が主な決定権を持っていて、食料廃棄を推進してしまっているのか、分かると思います。

この本は、食料が捨てられる現場を取材して映画にした映画監督さんとジャーナリスト兼作家さんが、それぞれの視点で記載されています。

映画監督さんの映像を切り取ったような魅力的な現場の取材と、ジャーナリストさんのわかりやすいデータの提示が、ホント素晴らしい。
重たいテーマなのに、どんどん読み進めることができました。

僕が一番興味を持ったところは、283ページの2段落目。
「食べ物は、単なる商品になり下がってしまいました。…」の部分です。
「価値のないものは捨てられる」とも。
食べ物で価値がない様になっているくらいだから、お茶も…と、考えてしまいました。本の内容ともリンクしますが、価値って、人によって違うけど、情報が正しく提供されたり、学習することで変わると思うんです。だから、「お茶って面白いよ!」と言うことは無駄じゃないなと。

本の話に戻って、取材先は、日本も含まれていて、横浜の「はまぽーく」が取り上げられていました。

ショッキングな内容にも関わらず、食料廃棄をどうすれば減らせるかが記載されているので、食料廃棄を扱っているにも関わらず、読後感は希望があり、また爽やかな印象さえ持ってしまいます。

すごい本です。

是非みなさんに読んでみて欲しい一冊!

「さらば、食料廃棄 捨てない挑戦」
シュテファン・クロイスベルガー、バレンティン・トゥルン著。長谷川圭、訳。
春秋社、2013年3月20日、初版第1刷発行

オマケ。
僕がこの本を買った理由、最後の一押しは裏表紙の定価の下にあるフクロウっぽい印!やっぱり、見た目重要!!

がもよんばるの朝

今もまだやっている大阪市城東区の「がもよんばる」に行ってきました。

移動は、大阪市営地下鉄谷町線と長堀鶴見緑地線で。
IMG_0628.JPG谷町線の車両はローレル賞のもの。
さて、今日はどうなることやら…

 

 

 

IMG_0629.JPG蒲生4丁目到着。

 

IMG_0630.JPG一つ目は、お茶好きには外せない和菓子屋さんへ。

 

IMG_0631.JPGこれがチケットセットです。

 

IMG_0632.JPG朝なのにお腹が空いて、がっつり系ラーメンへ。

 

IMG_0633.JPG濃厚味噌ラーメンとウーロン茶。
スープまで頂いて、お腹一杯に。

 

IMG_0634.JPG口直しに急須を頭に乗っけた「がもよんばるちゃん」のいる日本茶屋さんへ。

 

IMG_0635.JPGブレスレット二つ目ゲット。

 

IMG_0636.JPGここで和菓子梅屋さんの袋を開けて陳列。

 

IMG_0637.JPGガモウでノミました。
このお酒は協賛品で無料で一杯いただけました。
飲みやすいお酒でした!

 

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やっとのこと、口直し。鹿児島の新茶を濃厚に淹れてやりました。
美味かったです。

 

IMG_0639.JPG四つ目は、カフェへ。

 

IMG_0640.JPGカプチーノ。

 

IMG_0641.JPGチケットセット。
カボチャのチーズケーキ、クッキー、缶バッチ。

 

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ただいま、これを書いているBGMは、BLU-SWINGさんの2012年12月12日発売のアルバム「1212」で、Mother’s Song Cafeさんの三周年の缶バッチと四つ目のチケット。
イチニッイチニッ、サンシ^-^;

 

IMG_0643.JPGワタクシ、普段全くコーヒー系の飲料を飲みません。
エスプレッソは、コーヒーの玉露でした。メッチャ濃厚!

 

IMG_0644.JPGそして最後は、ラファン。

と言うわけで、持って帰ってきてティータイム。

 

IMG_0891.JPGお茶はインドネシアの紅茶、ジャワプリマ。

ちなみに、コースターはアタと言う植物の茎を使ったものだそうです。

濃厚な朝からお昼のおやつ時間まででした。
バルなので夜がメインだと思います。

さて、夜はどうなったんだろ…

「本ずづくりプロジェクト」の「ヨシ刈り体験」(2)

ヨシ刈りから帰ってきて、再び集会所の大部屋に。

お昼ご飯の準備で、机の配置が少し変わっていて、置いておいたリックサックが少し移動していました。
リックの近くに席取りして、食事の前に手洗いへ。席に戻ってくると、机の上に沢山のお皿が。
見たことのある食べ物もあるのですが、見たことのないのが半数以上!
赤い平たい小さいのは?アゲっぽいののあえてるのは?
お漬け物も沢山あるし、小さな梅干しがお皿にてんこ盛り!
すごい…「ヨシ刈り体験」、案内にはお昼が用意されていて、500円と書いてあったけれど、この量と質は、びっくり。
参加者の方からは「てっきりお弁当だと思ってたのに、これは…」など、多数のどよめきがありました。用意していただいたお料理は、地元のお祝いの席で出されるもので、婦人会の方が作って下さったとのこと。
ご飯とお味噌汁はお代わりできる、とのお知らせがありました。
さあ、いただきます!

赤い平たいのはこんにゃくでした。アゲのあえ物はカラシあえ。
小さいエビみたいなのを醤油ベースに煮たもの。ワカサギのアオノリ入り天ぷら。
黒豆。お漬け物も4種類くらい。どれもシャキッとしておいしい。
それぞれの素材のお味が生かされていて、とにかく美味しくてご飯が進む進む。

同じテーブルを囲んだのは、橋本素子先生の歴史講座での常連さんや大阪蒲生四丁目の日本茶屋さん袋布向春園本店のカフェで知り合った方。

各テーブルに、地元の方が一名入って、一緒に食べました。
僕らのテーブルに入って下さった地元の方からお料理についてお話を伺いました。しばらくすると携帯に電話があり、早めに料理を召し上がられて、「用事があるので」と仰って退出されました。

他の行事と掛け持ちになっている方もいらっしゃったようで、それにも関わらず、地元の方が多数参加されていました。
お忙しい中、本当によい会を開いていただいて、ありがとうございました。

宇治での「本ずづくりプロジェクト」の一回目のセミナーでは、取材の記者さんによる静止画のカメラ撮影があったのですが、今回はテレビカメラのような動画のカメラ撮影班が二組、参加されていました。
一組は、地元のテレビだったようでヨシ刈りのみを撮影されて帰ったとのこと。
お昼ご飯の途中で、もう一組のカメラ班から、ディレクターさんとカメラアシスタントさんが僕らのテーブルに加わりました。

ディレクターさんから、このイベントは何で知ったんですかとの質問が。このテーブル知り合いで集まっていたからでしょうか?
銘々答えられるのですが、すべて橋本素子先生のブログや素子先生から情報を貰って、との回答でした。
僕も素子先生からだったんですが、「知り合いから参加どうするの?みたいな話があって…」とお茶を濁して答えました。

僕の隣に座られたカメラアシスタントさんから、こんな質問が。
「いいお茶って、なんですか?」
模範的な回答は知らないけれど、思っていることを言ってみました。
「その人が美味しいと思えるお茶が、いいお茶やと思います。(値段の)高いお茶があるけれど、値段も含めておいしいなぁ、いいなと思えないと」。
カメラアシスタントさんは「あっ、そうですよね」と相づちがありました。
ん?
自分の回答に、ちょっと疑問が沸いて、次の言葉も追加しました。
「でも農家さんによると、いいお茶は値段の高いお茶だそうです。農家さんにとっては収入源なので、高いお茶の方が収入があるからだと思います」

ディレクターさんの質問。
「この企画どうなんですか?」
思わず
「マニアックな企画です」
と答えてしまいました。

あーぁ。
マニアックなことがわかるくらいに自分がマニアックであることを認めてしまった…

ディレクターさんは、京都府の映像ライブラリーを手がけられているそうで、ウェブページを紹介して貰いました。

たぶん、ここ

お茶の映像があったので見てみました。
摘んだお茶の葉を蒸し器で長い箸でひっくり返してるとこが面白いです。
手揉みの全行程が手短にまとめられています。

お昼ご飯、終了。
カメラ撮影、参加者へのインタビューがあって、僕も感想をお話ししました。

次は、午後の講義です。

(随分と時間が経ってから、この部分を追記しました(2015-02-09)。ここから)

権座周辺の歴史を映像と資料から説明してもらいました。
竪穴式っぽいの住居をモデルで作成されたそうで、周りに側溝を掘ったそうです。
この話を聞いているときに、「そう言えばボーイスカウトでテントの周辺に側溝掘ったなぁ」と思い出しました。

その後、地元の地域振興のお話を伺いました。権座での、よしの栽培もその一環と感がてよいと思います。
お昼のこの豪勢なご飯も地域振興の成果。美味しかった!
覚えている言葉は「プロジェクト成功は、あきらめずに続けること」「苦しいこともみんなでやれば楽しい!」。

質疑応答では、京都市内の川周辺での野焼きが出来なくなったので復活運動をやっている方の話がありました。
野焼きがされないことで、新しい芽が芽生えてこない。
そうすると若い芽を食べる動物が生息できなくなるので、生態系が変わって行っているとのこと。
また、よし自体が育つ場所で柔らかかったり硬かったりする話もありました。

(ここまで)

お持ち帰りしたお昼

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玉露をたのしむ

ここで、オモシロイ店主さんと一緒に玉露を飲みました。

整列
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器にお湯をいれて、冷まします。

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もっと冷まします。

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冷めたお湯をいれます。

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ゆっくりと、ふやけてお茶の成分が溶け出すのを待ちます。

 

 

 

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お茶碗に注ぎます。

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二煎目。

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三煎目。玉露は、何煎もいただくことができます。

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ずいぶん、膨らみました。

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高級な煎茶である玉露はお茶の葉っぱが、やわらかいので茶がらが食べられます。
ポン酢でいただきました。

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ごちそう様でした。

ピリ辛?!ティータイム

チョット変な組み合わせ。

お菓子は、ドラクエのスライムに見えてしょうがない京都、ミディ・アプレミディのメレンゲ山椒。
お茶は、紅茶。ムジカのウィンターフラッシュ、ニルギリのカイルベッタ茶園。
お茶、香り良いです♪
山椒はピリ辛です~
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宇治茶「本ずづくりプロジェクト」の二回目「ヨシ刈り体験」(1)

宇治茶、本ずづくりプロジェクトの全四回の2回目、滋賀県近江八幡市白王町の権座で開催されたヨシ刈り体験(2013年1月13日)に行ってきました。
本ずづくりプロジェクトでは、玉露もしくは抹茶用の茶の木を覆うのに使う「本ず」を作るという、中々ほかでは体験できない面白い企画です。

2012年11月10日と11日に一回目のセミナー&お茶飲み体験がありました。
座学と体験を一緒に行うというのが、このプロジェクトの特徴のようです。
私は一日目に参加して、宇治平等院付近の発展の歴史や茶栽培の現状のセミナーの後、玉露を淹れて飲みました。
二日目は、玉露ではなく抹茶を飲んだそうです。

さて、今回は京都の玉露や抹茶を作る時に使う本ずの原料、ヨシの生育地の近江八幡の権座にやってきました。
事前に調べたところ、権座は、水郷といって、琵琶湖の中に小さな島があって、そこで酒米やヨシを育てているそうな。島には、舟でわたります。

(なんか楽しそうでしょ、でもヨシ刈りは体力要りそうですよね)

10時JR近江八幡駅に集合。バスで白王町の集会所に移動しました。
大部屋一つにみんなが入ったので、そこで参加者どおしで、ご対面。

で、初っぱなにショックなことが。知り合いが思ったより多かった…
この人と会ったときはお茶じゃなくてお茶請けのお菓子、松露を出したっけ。
あっ、この人は和紅茶の茶話会の最初の最初に参加してくれたっけ。
そいで、この人は橋本素子先生の歴史講座、蒲生四丁目のマンション一階の時に参加したらしい。ということは、大荷物で参加してしまった時か…
これまでやってきた色々なことが思い浮かんで、思ったことは。
今日は「何も持っていないし、そんなことせんとこ」。

少しブルーになりながらも、時間は過ぎ、本日のスケジュールの説明がありました。
午前は、舟で移動して、一時間くらいヨシ刈り。
集会所に戻ってきて、食事。
午後からは、セミナー。

地元のNPOの副理事長さんから、次のような説明がありました。

ヨシ刈りは、鎌でヨシを刈ります。
軍手、鎌、カイロを用意しました。(全部、新品!どうも有り難うございました)
ヨシの生えているところに移動するときに、舟で移動します。
くれぐれも、舟で移動するときに手を挟んだり、ヨシ刈りの時に鎌で怪我したりしないよう、くれぐれも注意してください。
マスクも用意しているので、使いたい方は言って下さい。
刈ったヨシは、固く鋭いので刺さることがあります。
歩くときは、摺り足でヨシが刺さらないように注意して下さい。

説明が終わって、舟に乗り込みます!

(ほとんどの方が濡れても大丈夫な長靴などを掃かれていました。スニーカーは私ぐらい)

20名ほどが一つの舟に、もう一つの小さめの舟に10名ほどが乗りました。
空は曇っているけれど、雲の切れ間から青いところが見えます。
雨は降りそうになく、風もほとんどありませんでした。

舟を操舵して下さった地元の方も
「今日来た人は、良かったね。風もないし」
と仰られていました。

琵琶湖の広い湖へ舟は乗り出した後、しばらくして右に移動して、狭い河口のような入り口を抜けて、小さな島が見えてきました。
小さな島の船着き場への目印に赤いポールが湖の中に立ててあります。
それを目印に船着き場に到着しました。

下船して、見渡すとヨシばかり。
どこに通路があるのか?と行うくらいにヨシが生い茂っています。
先に下船した人は、奥に進んだようで、ついて行きました。
船着き場から10メートルくらい進んだときに、先頭でヨシ刈りのやり方の説明と鎌の配布が行われました。真新しい鎌はよく切れそうです。
鎌で人を傷つけないようにある程度、他の人と離れてヨシを刈ります。
ヨシは根っこの部分から刈るようにします。
今回の場所は、ヨシ刈り体験ということもあって、手入れが行き届いていない場所だそうで、低いところは雑草が生えており、そこを天に突き抜けるようにヨシが伸びていました。

ヨシを刈りながら、地元の方の声に聞き耳を立てて、情報収集。
色のくすんだのは、去年のもの。
ここのヨシは手入れをしているところより低い。
刈ったヨシは、一カ所にまとめて、縄で束にする。
など。

集会所で説明された摺り足がよく分からなかったのですが、下手に高いところから足を降ろしてしまうと、上を向いている刈ったヨシが刺さるのが、想定できました。
なので、ヨシを斜めから靴の底で倒すように踏みならして進みました。
それでも背の高いヨシを狙って刈るようにしていたので、低いヨシがたまに顔に当たったり、防寒の上着を突き破るのではないかと思うくらいに刺さったりしました。
事前説明の通り、ヨシ刈りは、少し危険なようです。
あまり勢いよくヨシ刈りだけに夢中になると、服が破れたり、ケガをしていたかもしれません。

時間がたち、作業終了の声が聞こえてきました。

周りを見ると、通路が広がっています。
(すごい、みんなよく刈ったなぁ)

奥が見えるようになって、その先に広場が見えました。
そのど真ん中に見慣れないものが高くそびえ立っていました。
束ねられたヨシが円錐状に集められたものでした。
(小学校にあったトーテムポールみたい)

この状態でヨシを乾かすのだそうです。
ここでみんなで記念撮影。
(汗だくになってしまったので、上着のジッパーをおろして、マフラーを一旦はずしたら、少し涼しくなって気持ちよかった)

島の船着き場に戻り、再び乗船。
舟が出発して、大きな琵琶湖にでると、空が開けて見えました。

「わぁ!!」
歓声が。そこにはパラシュートやプロペラ付きのグライダーが飛んでいました。
ヨシばっかりを見ていた目には、それは新鮮に映りました。

穏やかな天気の中、集会所近くの船着き場に戻ってきました。
私の乗った舟は先について、下船しました。

もう一つの舟が、船着き場に戻ろうと近づいてくるのですが、様子が変です。
操舵していない地元の方が、「そっちちゃう。もっとこっち」と言っています。
操舵している方は舟の一番後方にいて「沢山乗ってて前が見えん」と言ってます。
舟は船着き場にもっと近づいても、変な向きで入ってきたので、そのままでは下船できない感じ。
私は何かできることがないかと、よく分からないけれど、桟橋に近づいたところ、
「ロープでいこ!」
ということになって、ロープが飛んできたのでつかんで、降りれるところまで引っ張ってみました。
それで、遅れて帰ってきた舟の皆さんも無事下船。

そんなこんなで、午前終了。
お昼ご飯となりました。

(2)に続く。

お茶や色んな人、本とかに出逢い、団欒するブログ