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地元のお茶の勉強会、6月。結果的に和な会に。

地元で月一回、継続している少人数のお茶の勉強会。
何をするかは、前回リクエストを聞いていても、忘れたり、その時になると参加者の気分とか持ってきているお茶の都合で、変わってしまったり。

でも、そんなやり方でもみんながそれぞれ新しいことを学んでいるからか、楽しく続けています。

今回は、つい先日、大阪の中崎町から10分弱のアートギャラリー兼カフェで入手した童仙房在来ほうじ茶から始めました。

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童仙房は、京都府唯一の村「南山城村」の一番高い地区になります。陶芸家の清水さんが自分で土鍋で煎茶を炒っています。パッケージの文字も清水さんが一つ一つ書いています。奥さんが小さなギャラリーをされてます。
僕は、このほうじ茶は、見つけたら基本的に毎年買ってます。

みたいなことを話しながら、ほうじ茶をいれて。

ちょっと都合で遅れて来られた参加者の方が、お酒を使った上等な近江のカステラを持ってきてくださって、盛り上がり。今回はお菓子が充実してました!

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「今日、抹茶やりたいんやけど」

「?!、茶筅持ってきてません…。口の広い水筒ありませんか?これくらいの(自分の手で大きさを表現して)。それで、氷と水があれば、冷たいお抹茶できるんですけど」

直前に、給茶スポットのキャンペーンが始まることを見ていたので、それをキッカケにシャカシャカ抹茶ができることを思い出して。

氷をたっぷり、半分以上に入れた状態のガラスのボトルタイプの水筒を用意してもらって、茶こしとスプーンで、抹茶を濾して、濾すのは途中で僕から参加者の方にやってもらって。
濾すのが終わったら、お水をボトルに注ぐ。
ボトルを振るので、お水は8割ぐらいまで。

蓋をしっかり閉めて、シェイク!バシャバシャ。と振ってあげると、泡立ってきて。
ガラスのボトルでやったから、泡立つのが見えてなかなか楽しかったです。

桜の小さいお茶碗に注いで、いただいて。唇に当たるお茶碗の厚みがメッチャ好み!とおっしゃる参加者の方もいらっしゃいました。

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手軽にできていいね!、冷たいお抹茶のむの初めてだけど、こんなやり方でできるなんて知らなかった。というコメントも。

なんだか嬉しいですね。
僕はもう、お茶を淹れるだけじゃ新鮮味がなくなってきていて、昔シャカシャカ抹茶に感動したことがあったなぁ~と遠い記憶になってて、それが目の前で自分じゃない人たちにいいね!と言ってもらえるのは、嬉しいかったです。

最後は、朝宮茶を宝瓶を使って淹れました。
お湯は相当ぬるめ。触ると少し暖かい、お風呂のお湯の温度より少し低いくらいだったかも。
それでも、お茶の水の色を水色(すいしょく)というのですが、それを見ていたら、だいたい味が出たかを判断できるというのを話して、淹れて。

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二煎戴いて、終了。

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「今日の感想を…」、一人ずつ振り返って、今日の会の感想をお話しする。

「今日は和な会でしたね。」という感想があって。
「そういえば、そうですね。たまたまですけど。海外の紅茶も持ってきてたんですが、結果的にそうなりました。あと、この三つは隣接してる場所なのもちょっと面白いですね」と僕の感想。

そんな感じで、6月の地元のお茶の勉強会をやったのでした。

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では、また。

村のお茶が飲みたくなったので…京都府相楽郡南山城村、童仙房の「花」 #お茶の時間 #いぃ香り #南山城村 #童仙房 #京都 from Instagram

村のお茶が飲みたくなったので…京都府相楽郡南山城村、童仙房の「花」 #お茶の時間 #いぃ香り #南山城村 #童仙房 #京都 (from Instagram)

終わりました〜!茶缶作りとほうじ茶体験。(第5回空堀ワークショップフェス)

「だって、わたしら お茶好きやもん」
茶缶作りとほうじ茶体験、どっちに惹かれて参加されたんですか?と質問した時の参加者さんの回答です。
ストレートな返しでスゴく惚れ惚れする台詞やなぁと。

12:30から、一時間ワークショップを開催して、一時間休憩の三セット。
休憩時間にふらりとやってくる方も含めて、色んな方とお話をしました。

例えば、二セット目では「番茶って、どんなものなんですか?」という質問があり…
大まかに3つに分けられます。
日常的によく飲まれるお茶。京都の南山城村で尋ねたら、ほうじ茶のことを番茶と言う方がいたお話をしたり。
地方で古くから残っている製法のお茶。
遅い時期に摘まれて加工されたお茶。
とお答えしたり。

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茶缶作りで、和紙を糊付けして茶缶に巻いた後に、茎茶(雁ヶ音)をほうろくで炒っていると…
「子供の頃、お茶摘んで釜で炒って、筵(むしろ)に広げて、揉むの手伝わされた」
と話されたり。この方は、九州、熊本出身だそうで。
僕の方は、九州、宮崎県五ヶ瀬町で見学したレンガで出来た釜炒りの機械の話をご紹介したり。
お茶の香り覚えていますか?釜炒りの場合、香ばしく青い香りがしますよねっ!と話のネタを振ってみると
「うん、したした!」
と返ってきたり。

はたまた、ほうろくでほうじ茶体験のみ参加されたお母さんとお子さんは
「おばあちゃんのうちにあったやつやで」
と、お母さんが説明されてたり。

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茶缶の柄選びでは、
「これ、かわいい」
「これも、いいよね」
「いったんとったけれど、これに変えよう」
といったやりとりがあったり…

会場に付いた途端、初っぱなに地元のお知り合いから差し入れを頂いたり、和紙を挟んでいた雑誌にツッコミは入るは…(大阪だから?)
休憩時間に、ひょこっと「ワークショップ参加できませんか」と飛び入り希望の方もいらっしゃったり。

で、無事終わりました。
御参加下さった皆様、事務局スタッフさん、いつもながら色々お世話になっているコワーキングスペース往来の皆様、ありがとうございました!!

初参加の空堀ワークショップフェス。
「楽しみです!かわいい柄ありますか?」
にお応えするのに頑張りました。
ご期待に添えていたらいいのですが…

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持ち帰っていただいたほうじ茶をお湯で淹れて飲んで、茶缶を眺めたり使ったりして、お茶の時間が増えれば…と思います。

僕の手元の茶缶は無くなってしまいましたが、和紙は残ってます。
また、茶缶作りはどこかでやりたいと思います。
ほうろくで炒るほうじ茶も関心を持たれる方がいらっしゃることが分かったので、こちらも機会を作りたいと思います。

それでは、また〜

ある在来のほうじ茶の物語

お茶の木の育て方には、二種類あります。
種から育てた実生という方法と、枝を地面にさして挿し木の方法と。
実生は在来と呼ばれ、挿し木は品種茶と呼ばれます。

最近買ったのが、在来から作られた、このほうじ茶です。

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童仙房在来ほうじ茶2015

筆書きで、存在感のあるパッケージ。
童仙房というのは、京都府相楽郡南山城村の山の上にあたる地区です。

陶芸家の清水善行さんが、自分で土鍋で炒って、パッケージされています。筆も、清水さん。

因みに、清水さんは、お茶の木を育てているお茶農家ではありません。
童仙房地区のお茶農家さんから、「在来」のお茶を仕入れてほうじ茶にされているのです。

なぜ、そうされたのか?

在来の場合、同じ品質のお茶を作るのが難しく、茶の芽や葉っぱを摘んだ後の酸化(発酵)が進みやすい。
他の理由もあると思いますが、結果として煎茶として高く売るのが難しく、茶農家さんが実生から挿し木への植え替えを進める傾向がありました。

このほうじ茶の在来も、数年前、挿し木のお茶の木に植え替えられようとしました。
植え替えの話を聞いた清水さん、「もったいない、ウチが買うから(在来の栽培を)続けて。」となったんだそうな。

在来というのは、種から育つと書きましたが、地面に植えられた種が全部、芽を出すわけではありません。
芽を出したからといって、土壌や土地の気候に適した特徴があり、手入れも適切で、病気で枯れたりしない状態が続かなければ、生き残りません。

言い換えると、在来は、地元の風土で種から根を生やし、芽を地上に伸ばして、生き続けたと言えるのではないかと思います。

ところで、写真には二つパッケージが並んでおり、微妙に違います。
清水さんに伺ったところ、今年は二種、二つの農家さんから仕入れて、それぞれ炒って作ったとのこと。

在来が残ったエピソード、どちらのほうじ茶になるのかは知りません。
自分としては、どっちも美味しく楽しく飲めればオッケーです。

在来の茶畑が残った一例として、ご紹介しました。

おしまい。

季節感も、その場感もありませんが、昔の写真で良さげなのがあったので氣分転換でアップ。 #お茶の時間 #茶の木 #宇治茶の郷 #南山城村 from Instagram

季節感も、その場感もありませんが、昔の写真で良さげなのがあったので氣分転換でアップ。 #お茶の時間 #茶の木 #宇治茶の郷 #南山城村 (from Instagram)

ワンプレートティータイム。昨日チョイスしたタルトと今朝チョイスした童仙房の煎茶。 #お茶の時間 #吉田山大茶会 #京都 #南山城村 from Instagram

ワンプレートティータイム。昨日チョイスしたタルトと今朝チョイスした童仙房の煎茶。 #お茶の時間 #吉田山大茶会 #京都 #南山城村 (from Instagram)

ほぼ1年前の6/1の写真。5/31に茶摘みして日付跨いで、乾燥終了。6/1の吉田山大茶会で買ったケーキと供に(^_^) #京都 #南山城村 #自分釜炒り #吉田山大茶会 from Instagram

ほぼ1年前の6/1の写真。5/31に茶摘みして日付跨いで、乾燥終了。6/1の吉田山大茶会で買ったケーキと供に(^_^) #京都 #南山城村 #自分釜炒り #吉田山大茶会 (from Instagram)