「宇治市」タグアーカイブ

どうやってさがす

あなたは、何かに興味を持ちました。
どうやって調べますか?

知っている人に聞く。
図書館で調べる。
本屋で関連書籍を見てみる。
ネットで検索する。

とかが浮かびそうです。他にもありそう。

自分がお茶に興味を抱いた時にやったのは、歴史の深そうな店や地域に行く。
マニアックな情報が集まる場所に行く。

2013.2.2、京都府宇治市宇治茶会館にて。

茶の木がみれるところに行く。

京都府相楽郡南山城村、農産物直売所裏らへん。

自分でも、何かやってみる。

お湯とお茶っ葉と急須で淹れたお茶と、村人刻印のほうじ茶どら焼き、バックは茶の木で。

たぶん、そんなところだったと思います。
自分にとって向き不向きがあるだろうし、時間やお金と相談の部分もありますよね。

難しいなぁ、よりこれなら出来そうかな、を進めていくと着く先が変わってゆくかも知れませんね。

ゆらゆらと書いてみました。

では、また〜



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宇治でトコトコ歩いて、お話をがっつり聞いた七名園巡り(お茶の歴史講座)

週末の5/9(土曜)は、宇治でお茶の歴史講座に参加しました。

今回のお茶の歴史講座は、宇治の七名園と七名水を2日に分けて巡るという、おそらく他には例をみないマニアックな企画。
ため息が軽く10回くらいは出そうなくらい、メチャ濃かったです。

最初はノンビリとJR宇治駅に集合。
地図とか宇治橋通り商店街のパンフレットを事務局のネクスティの典子さんから貰いました。
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それから、トコトコ歩いて、七名園の一つ目、祝園(いわいえん)。
茶畑なんて、あ・り・ま・せ・ん!!!!!
石碑もなかったです。
あったのは、マンションでした…
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橋本素子先生の解説によると、茶畑として残っているのは奥の山園(おくのやまえん)だけ。石碑も何もないところもあるとのことで、最初から何もない七名園に出くわしたことになります。

七名水も巡ったのですが、書く手間が掛かるのと、僕の関心の弱さで、記述を割愛します!

で、二つ目が宇文字園。
JR宇治駅の宇治橋通り商店街側の大通りの手前に記念のオブジェがありました。
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文字を拡大。
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時折、七名園以外にも宇治の見所に寄り道。
中村藤吉本店にも寄って。
5/9の「ちゃだま」です。杉玉ならぬ「茶玉」。
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新茶の販売にあわせて、茶の木の葉っぱ付き枝で作られるそうです。
作成当時の写真を見たら、葉っぱがツヤツヤしてました。
で、時間が経って5/9時点。少し乾燥してました…

この日のビッグイベントの1つ目となった上林記念館。
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上林春松さんから「直々に」展示の内容を伺うという貴重な機会。

昔の製茶図の巻物の下に製茶道具を配置して、そこで抹茶の原料となる碾茶の製造を伺い、コカコーラから出ているペットボトル緑茶「綾鷹」の名前の由来も教えて貰ったり、宇治茶というのは抹茶が元になっているというお話があったり、ルソンの壷の話があったり。
この内容だけでも、本当に濃い時間です。
(個人的には、現在の中国では殆ど無い蒸製緑茶、恩施玉露の話が出てきたことが一番衝撃を受けちゃいました。先日たまたま入手してたから)

七名園の三つ目は、奥の山園(おくのやまえん)。
小売りもされている茶問屋「堀井七銘園」さんが管理されている七名園で「唯一、茶畑として残っているところ!」です。

まず、堀井七銘園の店舗に到着しました。
当主の堀井さんは、城陽市の茶市場に参加して戻られたところ。
でも、話を伺うと奥の山で「今、茶摘みをしている」と聞くと、お店で話を伺う前に「(茶畑を)見たい!」となって、早速移動。
かなり急な坂を上って、奥の山園に到着しました。
石碑を撮影。
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寒冷紗の覆いを堀井さんにめくって貰っての撮影です。ありがとうございます!
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茶畑の中に入って説明して頂きました。
現場を見ながらの説明なので、メチャクチャ説得力があります。
色々話を伺った中で、一番感慨深かったのは、二種類の品種「成里乃(なりの)」と「奥の山(おくのやま)」。

堀井さんの話をかいつまんで書くと。
・奥の山園は、元々は堀井さんの家の管理ではなく、明治時代に親戚から引き継いだ。
・現在は品種園だけど、元は在来の丸株だった。
・在来は株ごとに摘み時期が異なり、管理が大変!!
・もう、これ以上管理するのは辛どいから、昭和56年(西暦1981年)改植しようとなった。(茶の木を品種に植え替えようということ。品種茶は、茶摘みの時期が同じ。)
・でも単純に改植するのは、在来があるので勿体ない!!
・180-200本あった中から良い木はないか。選別しよう!
・選んで56種類。それから、もう一段選らんで二種となった。
・それが、「成里乃」と「奥の山」。
・「成里乃」、一番違ったのがアミノ酸。従来の二倍あった!お抹茶向き。
・「奥の山」、葉の色が濃い。細長いから揉み込むのによいから、玉露向き。

実は、2012年の2月頃に堀井七銘園さんをお茶友達と訪問して、一度品種を選抜した事を伺いました。
当時、茶畑がドコという話とか、特徴がどうという話は、頭に入っておらず、「只々手間かけて選抜したんだな~」ぐらいの印象しか残っていませんでした。

それが今回、奥の山園で茶の木を見ながら、「成里乃」と「奥の山」の話を伺って、深い思いと品種の特徴が頭に入って、楽しかったです♪

さて、18:00頃から座学。講義でした。
例によって、お茶とお菓子。
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先ず、お茶請けは素子先生セレクトの虎屋さんの京都限定の桃山「雲居のみち」です。
お茶は、京都市の熊野神社近くの竹村玉翠園の竹村京子さんが茶市場で落札された品種茶「朝日」の煎茶を持ってきて下さりました。
口に含むと、新茶の青みのフレッシュな香りが広がり、甘みがふわっと広がる。
上品な美味しい煎茶でした。
因みに品種「朝日」は、ほとんど抹茶の原料となる碾茶に加工されるので、煎茶で出回ることは希(まれ)とのことです。

講義の話は、長くなったので割愛しますが、なかなか資料と付き合わせると見えてくるものが違うなぁ~というのが感想です。

と言うわけで、なかなか濃ゆい一日でした。

参考資料。
宇治の七名園については、宇治茶の歴史が記載されたパネルが宇治橋通り商店街にありました。
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因みに宇治市のマンホールは、宇治橋の三の間でした。
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では、また~。



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宇治茶「本ずづくりプロジェクト」4回目「本ず設置体験」

宇治茶「本ずづくりプロジェクト」、4回目は本ず設置体験(2013-03-21)です。

2回目のヨシ刈り体験(その1)(その2)3回目のよしずづくり体験に続く最終回。

ヨシ刈り体験で、滋賀県近江八幡市の権座で、ヨシを刈りました。
よしずづくり体験で、乾燥したヨシを使って、よしずを編みました。

そして、今回よしずを使って、お茶の木に覆いをしてあげるのが、今回の本ず設置体験です。
(覆いをする理由を書いてなかったので、そのページへリンクをしておきます。)

場所は、3回目のよしずづくり体験に続いて、京都府宇治市白川の茶業研究所。

茶業研究所では、お茶に関する研究がされていますが、お茶の木の栽培も行われています。
その茶園の一角を使って、本ず設置体験が行われました。

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竹の棒

竹を持っているのが、今回の講師の宇治小倉の吉田銘茶園の吉田利一さんです。
この竹、地面に指す丸太の間隔を測るために使います。

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カナツキ

吉田さんが持っている左側の竹ではない棒が穴を掘るための道具、カナツキ(漢字は「金突き」かな?)です。
これを地面に突き立てます。
突き立てた状態で、円錐を描くように回すと穴が広がります。
カナツキを抜いて、その穴に丸太を突き立てます。

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固めます

丸太を突き立てると、その周辺の土をカナツキで押さえて、丸太が動かないように地面を固めてやります。
写真の茶園では、すでに鉄パイプが設置されていますが、体験実習のために、自分たちでカナツキを使って、穴を掘ります。

僕もやってみました。
両手でカナツキの上の黒いところを持ち、地面めがけて、真下に突き刺します。
穴を深くしようと、カナツキを引き上げて、もう一回、下に。

ありゃっ?
穴が増えちゃった…

素人だと、同じところに突き立てるのは難しいようです。
どうしたら同じところにできるかと考えてみました。
地面は耕してあり、柔らかいので、一度突き刺した状態で、カナツキを持って自分の体重を下に掛けてやると、少し奥に。
ちゃんと、丸太を突き立てられるくらいの穴を作ることができました!
(丸太以外の穴が3つくらいあったのは、ご愛敬と言うことで^-^;;)

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パイプ

写真のように、茶業研究所では鉄パイプで棚が作られていますが、吉田さんの本ず茶園では丸太と竹で棚を作られています。
地面に突き刺す方が丸太、横に渡す方が竹です。
利用する竹の特徴について、節がたくさんあると長さに対して重くなるので、節が少ない種類の竹を使うそうです。
丸太を下骨、丸太と竹で組んだ棚をヤグラと吉田さんは仰っていました。

棚の上に、よしずをひいて、その上に藁を振ります。
よしずは棚の下から上にのせることはできますが、よしずの上に藁を振るためには、人が棚の上に登らないと振れません。

そこで、人が登るところは太い竹を渡して、登らないところは細い竹を渡します。
写真でも、よく見ると太いパイプと細いパイプがあるのが分かるかと思います。

丸太と竹を組むときは、藁縄を使い、結び方は男結びです。
よしずあみの最後も、男結びでした。

藁縄が束ねられていたので、吉田さん、縄の長さを確認するのに伸ばす操作をされました。
吉田さんの立ち位置は風上、僕がいたのは風下です。

さて、ここで何が起きたかというと…
藁の切れ端は軽いので、風に流されて目に入りそうになりました(涙)

吉田さん、男結びを何度も実演して下さったのですが、僕は覚えられなかったです。
スンマセン。すぐに覚えられた方もいらっしゃっいました。すごいです。

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帽子

棚の上によしずをのせた状態、吉田さんのアップ画像。
吉田さん、帽子をかぶっているのには、ワケがありました。

よしずを棚にのせるときにヨシのかけらが落ちてきたり、よしずに藁束をのせるときに細かい藁が落ちてきて、何もかぶっていないと目に入るんです!
それで、帽子が必要になる。

実際に、体験しました(^-^)
藁束をよしずの上にのせたときに、目に藁が入りました。
マジ、痛かったです(涙)。

藁振りしたい人は、棚の上に登りました。

ただし、棚の上に登るには条件があります。
長靴不可、パイプに乗っているのが足裏に伝わるような靴を履いてきていて、かつ体重の軽い人。

僕は、今回の本ずづくりプロジェクトで一番やりたかったのが、藁振り。
一番最初に登って、一番奥に行きました。

登ってみて分かりました。怖いもの知らずだったと言うことが。
まず、どこに太いパイプがあるか、よしずで隠れて分かりづらいんです。
丸太に相当する地面から立っているパイプを目印に、太いパイプの位置を確認しながら、奥に進んでいきました。

あらかじめ、よしずの上にのせておいた藁束は、小分けで纏めた藁を10束くらいずつ縄で纏めてあります。

まず、縄を手で外します。
パイプの上でバランスをとりながら縄を外すのは、落ちるのではないかという緊張でドキドキでした。
次に、小分けで細い縄で藁が纏められているので、鎌で縄を切ります。
チョットした動作なんですけど、足下が不安なので、ホント、何度も落ちそうになります。地面に刺さっているパイプを持って、危機を回避しました。

藁振りは、藁束一つを一つの手で端をつかみ、肘を伸ばして、両腕を下から上にひょいっと上げて、藁を遠くにとばすように高いところで、束をつかんでいる指をゆるめます。
藁は、一方向に並べてしまうと、雨が降ったときに落ちてしまうので、適度に散らばらせないと行けないそうです。

さて、よしず一面に藁を振ってみました。
そうすると、想像して下さい。
どうなかったかを。
またまた、命綱とも言える太いパイプがより見えにくくなったんです!

もうこうなったら、体裁をかまってられません。地面に突き刺さったパイプを持ち、へっぴり腰で屈んで、太いパイプの位置を確認し持ってやっと、ハシゴから降りました。
登っていたのは、短時間。長くても20分くらいだったと思います。

降りたときホッとして、へなへなになりました。

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強化丸太

藁を振った後も、吉田さんの説明は続きます。
丸太を持たれていますよね。斜めに丸太を棚を強化するそうです。

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藁の偏り改善

よしずの隙間から藁が下に垂れています。
藁が一カ所に寄らないように、下から竹で藁を移動させます。

棚の上に登った写真は余裕がなく撮影できず。
また、降りた後はへなへなになって写真とるだけの気力が少なくなってしまいました。
この後、質問の時間を設けていただいたので、質問しました。
あるところで、今はお茶畑がないのだけど、昔(二三十年前?)お茶畑を持っているときは、茶摘みの時期に、朝早く摘み娘さんを迎えに行って、10時の休憩、お昼、15時のおやつと決められた時間にお茶を用意していたと伺ったことがありました。
それで、今はどのように茶摘みが行われているのか、質問しました。
一日いくらの日摘みと、摘んだお茶の重さで支払いが決まるはかり摘みがあるとのことでした。
吉田さんのところでは、日摘みとはかり摘みの併用とのこと。
吉田さんの本ず茶園は宇治小倉で、周辺には住宅もある程度あります。
子供のいるお母さんたちは、都合の良い時間に来て、はかり摘みをされて帰って行くそうです。

茶業研究所のある白川は家が少ないので、茶摘みをする人手を確保するのが大変と仰っていました。

2回目、3回目、4回目と本ずづくり体験に参加して、本当に手間のかかっていることが分かった本ず玉露。本ずと同じ効果を目指した労力低減が図られている黒い化学繊維の寒冷紗玉露。

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試飲

寒冷紗玉露と本ず玉露の飲み比べを建物内で、行いました。
僕の個人的な感想として、寒冷紗は飲んだことのある玉露。それより、本ずは香りも味も広がり深みのある飲み物。より、ゆっくり楽しみたいもの。そんな風に感じました。

この日、ウチに帰ってきて思ったのは、へなへな。
棚の上に登ったのが影響して、ホンマ疲れた。
ヨシ刈りより体力使っていないのに、落ちる恐怖をヒシヒシ感じながら緊張していた分なのかな。

体験してみないと分からない本ず玉露の大変さを感じることができた「本ずづくりプロジェクト」でした。

プロジェクト関係者、参加された方、全部には参加できなかったけれど他の回に興味を示してくれた方、参加を誘ってくれた方、このプロジェクトで再会したかった方、どうもありがとうございました!

TWIN CITIES’ TEA

現在、京都府宇治市とスリランカのヌワラエリヤ市は、友好都市盟約を結んでいます。
宇治市の友好都市に関するページ(新しくウィンドウまたはタブが開きます)。

姉妹都市の連携を深める商品として、1987年にムジカがTWIN CITIES’ TEAを作成したようです。

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LOVERS LEAP TWIN CITIES’ TEA

この箱が凝っていて、ヌワラエリヤの民芸品、椰子の木の籠。
味がある商品ですね。