「宇治茶」タグアーカイブ

足取りかるく、宇治散策

ちょいと前に、久々に宇治いってきました。

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といっても、平日の水曜日でお休みもままあったり。
日本茶インストラクター京都支部の方がスタッフをされてる匠の館は、お休みで。

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でもせっかくだから、宇治茶手もみ製法の看板をパシャリ。

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お隣のここも内部が改装されたので入って見たいなぁ。

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最大の目的は、ここ新しくギャラリー&ショップを開店された朝日焼さん。
川のすぐとなりで、とっても素敵なところでした。

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柴船を模した湯冷ましを頂いてきました(^^)v
急須(宝瓶)、茶碗、湯冷まし、結局、一つ一つ違う場所で購入したことになっちゃいました。

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宇治は、お茶好きさんには見所たくさんあるので、ぜひ訪ねて楽しんでみて下さい〜

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では!

茶缶の記憶をさかのぼって

茶缶の写真をInstagramにアップして、記憶が呼び起こされて。

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シミが出てしまってるのは、茶遊散策という洒落た名前の付いたイベントで作ったもの。
日本茶インストラクター協会大阪支部が開催したもの。
「お茶屋さんで古い茶缶を貰ってきたの」
インストラクターさんの言葉。
糊付けして和紙を張る。
糊がはみ出したのを拭いたり、糊が乾くの待ったり。
様々な中から、お気に入りの大きさや形を選ぶ。
和紙の色や柄も、選ぶ。
茶缶の元がどうだったか、使う内に忘れてきて。
キッカケがないと、想い出すこともなかった。
明日は、日本茶インストラクターになって初のイベントスタッフ。

京都市の繁華街にある有名な日本茶屋さん。
地下で、宇治茶のオリジナルティーをブレンドできる。
無地の綺麗な茶缶、和紙を綺麗に巻ける。
親しい友人にプレゼントしたり、イベントで置いておいたら、どうだろう?

地元の日本茶屋さん。
「ウチに置いてるの、あんまり落ちついたのないねん。良かったら選んで」
そうやってやってきた、大きな茶缶。
紅葉が良い感じ。

茶缶にも、ちょっとした経緯があって。
付いてる記憶を書き起こし。

季節感も、その場感もありませんが、昔の写真で良さげなのがあったので氣分転換でアップ。 #お茶の時間 #茶の木 #宇治茶の郷 #南山城村 from Instagram

季節感も、その場感もありませんが、昔の写真で良さげなのがあったので氣分転換でアップ。 #お茶の時間 #茶の木 #宇治茶の郷 #南山城村 (from Instagram)

宇治でトコトコ歩いて、お話をがっつり聞いた七名園巡り(お茶の歴史講座)

週末の5/9(土曜)は、宇治でお茶の歴史講座に参加しました。

今回のお茶の歴史講座は、宇治の七名園と七名水を2日に分けて巡るという、おそらく他には例をみないマニアックな企画。
ため息が軽く10回くらいは出そうなくらい、メチャ濃かったです。

最初はノンビリとJR宇治駅に集合。
地図とか宇治橋通り商店街のパンフレットを事務局のネクスティの典子さんから貰いました。
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それから、トコトコ歩いて、七名園の一つ目、祝園(いわいえん)。
茶畑なんて、あ・り・ま・せ・ん!!!!!
石碑もなかったです。
あったのは、マンションでした…
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橋本素子先生の解説によると、茶畑として残っているのは奥の山園(おくのやまえん)だけ。石碑も何もないところもあるとのことで、最初から何もない七名園に出くわしたことになります。

七名水も巡ったのですが、書く手間が掛かるのと、僕の関心の弱さで、記述を割愛します!

で、二つ目が宇文字園。
JR宇治駅の宇治橋通り商店街側の大通りの手前に記念のオブジェがありました。
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文字を拡大。
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時折、七名園以外にも宇治の見所に寄り道。
中村藤吉本店にも寄って。
5/9の「ちゃだま」です。杉玉ならぬ「茶玉」。
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新茶の販売にあわせて、茶の木の葉っぱ付き枝で作られるそうです。
作成当時の写真を見たら、葉っぱがツヤツヤしてました。
で、時間が経って5/9時点。少し乾燥してました…

この日のビッグイベントの1つ目となった上林記念館。
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上林春松さんから「直々に」展示の内容を伺うという貴重な機会。

昔の製茶図の巻物の下に製茶道具を配置して、そこで抹茶の原料となる碾茶の製造を伺い、コカコーラから出ているペットボトル緑茶「綾鷹」の名前の由来も教えて貰ったり、宇治茶というのは抹茶が元になっているというお話があったり、ルソンの壷の話があったり。
この内容だけでも、本当に濃い時間です。
(個人的には、現在の中国では殆ど無い蒸製緑茶、恩施玉露の話が出てきたことが一番衝撃を受けちゃいました。先日たまたま入手してたから)

七名園の三つ目は、奥の山園(おくのやまえん)。
小売りもされている茶問屋「堀井七銘園」さんが管理されている七名園で「唯一、茶畑として残っているところ!」です。

まず、堀井七銘園の店舗に到着しました。
当主の堀井さんは、城陽市の茶市場に参加して戻られたところ。
でも、話を伺うと奥の山で「今、茶摘みをしている」と聞くと、お店で話を伺う前に「(茶畑を)見たい!」となって、早速移動。
かなり急な坂を上って、奥の山園に到着しました。
石碑を撮影。
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寒冷紗の覆いを堀井さんにめくって貰っての撮影です。ありがとうございます!
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茶畑の中に入って説明して頂きました。
現場を見ながらの説明なので、メチャクチャ説得力があります。
色々話を伺った中で、一番感慨深かったのは、二種類の品種「成里乃(なりの)」と「奥の山(おくのやま)」。

堀井さんの話をかいつまんで書くと。
・奥の山園は、元々は堀井さんの家の管理ではなく、明治時代に親戚から引き継いだ。
・現在は品種園だけど、元は在来の丸株だった。
・在来は株ごとに摘み時期が異なり、管理が大変!!
・もう、これ以上管理するのは辛どいから、昭和56年(西暦1981年)改植しようとなった。(茶の木を品種に植え替えようということ。品種茶は、茶摘みの時期が同じ。)
・でも単純に改植するのは、在来があるので勿体ない!!
・180-200本あった中から良い木はないか。選別しよう!
・選んで56種類。それから、もう一段選らんで二種となった。
・それが、「成里乃」と「奥の山」。
・「成里乃」、一番違ったのがアミノ酸。従来の二倍あった!お抹茶向き。
・「奥の山」、葉の色が濃い。細長いから揉み込むのによいから、玉露向き。

実は、2012年の2月頃に堀井七銘園さんをお茶友達と訪問して、一度品種を選抜した事を伺いました。
当時、茶畑がドコという話とか、特徴がどうという話は、頭に入っておらず、「只々手間かけて選抜したんだな~」ぐらいの印象しか残っていませんでした。

それが今回、奥の山園で茶の木を見ながら、「成里乃」と「奥の山」の話を伺って、深い思いと品種の特徴が頭に入って、楽しかったです♪

さて、18:00頃から座学。講義でした。
例によって、お茶とお菓子。
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先ず、お茶請けは素子先生セレクトの虎屋さんの京都限定の桃山「雲居のみち」です。
お茶は、京都市の熊野神社近くの竹村玉翠園の竹村京子さんが茶市場で落札された品種茶「朝日」の煎茶を持ってきて下さりました。
口に含むと、新茶の青みのフレッシュな香りが広がり、甘みがふわっと広がる。
上品な美味しい煎茶でした。
因みに品種「朝日」は、ほとんど抹茶の原料となる碾茶に加工されるので、煎茶で出回ることは希(まれ)とのことです。

講義の話は、長くなったので割愛しますが、なかなか資料と付き合わせると見えてくるものが違うなぁ~というのが感想です。

と言うわけで、なかなか濃ゆい一日でした。

参考資料。
宇治の七名園については、宇治茶の歴史が記載されたパネルが宇治橋通り商店街にありました。
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因みに宇治市のマンホールは、宇治橋の三の間でした。
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では、また~。

お茶を勉強しているつもりはないのです。お茶を…

ここ暫く、ブログに文章を載せていませんでした。

というのも、ブログにふさわしい文章って何だろう?と思って詰まってしまっていたから。
でも、何も出さないのは良くないので、少しずつ想うところを書いてみたいと思います。

僕は京都に行くことが多いです。
京都に行けば、日本茶の文化に触れる機会が多くなるから。
でも、お茶を「勉強」しているつもりはないのです。
というのも、うまく言い表しているのか分かりませんが「お茶を身に付けたい」のです。

お茶の淹れ方や文化、使われ方、感じ方、風景などなど。
それらをひっくるめて自分の中に取り入れたいと思っていて。
一応、強く思い入れがあるのは、お茶を淹れるところになってしまうんですけれど。

福寿園京都本店地下一階「京の茶蔵」では、宇治茶の産地である京都府産の緑茶の単一品種をブレンドして、オリジナルブレンド茶を作ることができます。
僕は、京の茶蔵に行き始めて、最初の一年ぐらい単一品種の緑茶を何度も試飲して、香りや味の特徴を把握するのに努めました。
一年を過ぎてからオリジナルブレンド茶を作るようになり、気が向いたら作るようにして…。今月(2015年4月)の頭にも、作成しました。

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名前の由来は、いつもの好きなバンドの曲から。
これ、淹れて飲んでみたら、曲の雰囲気とは違って、背筋がピンとしたええとこの貴公子さんみたいなお茶だと思いました。
あくまで個人的な感想です。
淹れ方によって、異なる印象になると思います。

今回のブレンドは、手伝う約束をしたお茶友達のお茶会の打ち合わせの後に行いました。
ブレンドするから、一緒に京の茶蔵に行きませんか?と誘ったら乗ってくれたので、お茶友達に、まず単一品種のお茶を選んで貰って試飲しました。
その後、僕が選んで貰ったお茶の配分を調整してブレンド茶を作るという制限時間もある、中々スリリングなブレンド体験をしました。
「えぃやぁ!」とやって、バランスが落ち着いたので、ホッとしました。
出来もイイです。

お茶友達のお茶会は、今週末の土曜日4/25です。

3回目の持ち寄りのお茶会になります。テーマは『お茶の世界に触れてみよう』

よろしければ、こちらで受け付けていますので、ご参加いただければ嬉しいです。

それでは、また。

自然にやさしく関連が深い「本ず玉露」を振り返る

昨日、昔フェイスブックにアップした本ず設置体験の記事をブログにアップしました。
ウチのブログサイトで一番アクセスされた記事、実は「本ず玉露や本ず抹茶の覆いになるよしずの作り方」だったりします。

紅茶の記事を多く書いているイメージがあるので、自分としてはかなり意外です。
たぶん「よしずの作り方(編み方)」を詳細に書いている点が参照される理由なんだと思います。

本ず玉露とは、藁とよしずを使って覆いをして栽培した茶の木の葉っぱを摘んで、煎茶の製法で針状に製茶された玉露です。
本ず玉露には、藁とよしずが必要なんです。

こちらで話を伺ったところ、本ず玉露の藁の確保は大変みたいです。
田んぼをされたり、藁を自分ところ以外の農家さんから分けて貰ったりして集める。
また、藁の予備を倉庫に確保している。
天候により、想定より多く必要になる年もあるから。
藁は棚を崩すときに、そのまま茶畑に落として肥料にする。(肥料にする話は本に書いてあった話)

棚に敷いたよしずの上に藁を振ります。
よしずを編むのに使う黒い化学繊維の縄は、太めなので、ヨシの隙間から、風が吹くと藁が上から茶の木に落ちていきます。
光を遮る遮光率は、本ずに寒冷紗も似ているそうですが、湿度が本ずを真似できないと伺った覚えがあります。
藁が落ちて、葉っぱの上に載ることも、本ず玉露や本ず抹茶の香味に影響して関係しているのかも知れません。
ところで、上記では藁を振ると記載しましたが、藁を振る代わりに、藁を編んでシート状にした筵(むしろ)で覆いをする地域もあるそうです。

よしずについては、既に記事にしているので、書いてないことを思い出すと。
滋賀県近江八幡市の権座のヨシ刈りで伺った話ですが、ヨシを刈って乾燥させます。
その後は、野焼きをすると言われていました。
そうしたら、次の年、良いヨシが生えてきて刈れる。
この循環をしているから、生態系が豊富(たくさんの種類の植物や動物がいる)とのこと。

京都市内では、川辺で野焼きを以前は行っていたが、一度非常に煙が発生してしまって、交通渋滞が発生した。
そのため、野焼きが中止になり、野焼きを復活させる運動をしているとのこと。
(ヨシ刈りの参加者に運動メンバーがいらっしゃったので、話してくださいました)。

さて、玉露でも上記の本ず玉露とは違い、覆いを化学繊維の寒冷紗で光を遮って栽培される玉露もあります。

寒冷紗の方が丈夫で、コストはかからないのですが、土に還るという話は聞いたことが今のところありません。
なので、自然環境が循環するという話にはならないと思います。

上記を書いた直後に研究がされているのを思い出しました。現在利用されている寒冷紗は、黒寒冷紗。
椰子の成分を使った茶色の寒冷紗が研究されています。
これだと、土に戻るのかも知れません。
(京都府の茶業研究所のページに「平成26年度茶業研究所研究報告会」の資料などが掲載されました。面白い内容がありそうです。)

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玉露の飲み比べ

 

何が言いたいかというと、なんで本ず玉露と普通の寒冷紗の玉露とは、どう違うのか、本ずの方が自然にやさしく、関係が深いと思うよっ!と思った次第。

ところで、何かをするときに、理由が一つじゃなくて複数ある、と聞いたことがあります。
このブログの記事を読まれた方が、本ず玉露に出会った時、手に取ってみようと思う理由の一つが、この記事であったら嬉しいなぁ。

これで、この記事は終わりです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

宇治茶「本ずづくりプロジェクト」4回目「本ず設置体験」

宇治茶「本ずづくりプロジェクト」、4回目は本ず設置体験(2013-03-21)です。

2回目のヨシ刈り体験(その1)(その2)3回目のよしずづくり体験に続く最終回。

ヨシ刈り体験で、滋賀県近江八幡市の権座で、ヨシを刈りました。
よしずづくり体験で、乾燥したヨシを使って、よしずを編みました。

そして、今回よしずを使って、お茶の木に覆いをしてあげるのが、今回の本ず設置体験です。
(覆いをする理由を書いてなかったので、そのページへリンクをしておきます。)

場所は、3回目のよしずづくり体験に続いて、京都府宇治市白川の茶業研究所。

茶業研究所では、お茶に関する研究がされていますが、お茶の木の栽培も行われています。
その茶園の一角を使って、本ず設置体験が行われました。

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竹の棒

竹を持っているのが、今回の講師の宇治小倉の吉田銘茶園の吉田利一さんです。
この竹、地面に指す丸太の間隔を測るために使います。

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カナツキ

吉田さんが持っている左側の竹ではない棒が穴を掘るための道具、カナツキ(漢字は「金突き」かな?)です。
これを地面に突き立てます。
突き立てた状態で、円錐を描くように回すと穴が広がります。
カナツキを抜いて、その穴に丸太を突き立てます。

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固めます

丸太を突き立てると、その周辺の土をカナツキで押さえて、丸太が動かないように地面を固めてやります。
写真の茶園では、すでに鉄パイプが設置されていますが、体験実習のために、自分たちでカナツキを使って、穴を掘ります。

僕もやってみました。
両手でカナツキの上の黒いところを持ち、地面めがけて、真下に突き刺します。
穴を深くしようと、カナツキを引き上げて、もう一回、下に。

ありゃっ?
穴が増えちゃった…

素人だと、同じところに突き立てるのは難しいようです。
どうしたら同じところにできるかと考えてみました。
地面は耕してあり、柔らかいので、一度突き刺した状態で、カナツキを持って自分の体重を下に掛けてやると、少し奥に。
ちゃんと、丸太を突き立てられるくらいの穴を作ることができました!
(丸太以外の穴が3つくらいあったのは、ご愛敬と言うことで^-^;;)

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パイプ

写真のように、茶業研究所では鉄パイプで棚が作られていますが、吉田さんの本ず茶園では丸太と竹で棚を作られています。
地面に突き刺す方が丸太、横に渡す方が竹です。
利用する竹の特徴について、節がたくさんあると長さに対して重くなるので、節が少ない種類の竹を使うそうです。
丸太を下骨、丸太と竹で組んだ棚をヤグラと吉田さんは仰っていました。

棚の上に、よしずをひいて、その上に藁を振ります。
よしずは棚の下から上にのせることはできますが、よしずの上に藁を振るためには、人が棚の上に登らないと振れません。

そこで、人が登るところは太い竹を渡して、登らないところは細い竹を渡します。
写真でも、よく見ると太いパイプと細いパイプがあるのが分かるかと思います。

丸太と竹を組むときは、藁縄を使い、結び方は男結びです。
よしずあみの最後も、男結びでした。

藁縄が束ねられていたので、吉田さん、縄の長さを確認するのに伸ばす操作をされました。
吉田さんの立ち位置は風上、僕がいたのは風下です。

さて、ここで何が起きたかというと…
藁の切れ端は軽いので、風に流されて目に入りそうになりました(涙)

吉田さん、男結びを何度も実演して下さったのですが、僕は覚えられなかったです。
スンマセン。すぐに覚えられた方もいらっしゃっいました。すごいです。

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帽子

棚の上によしずをのせた状態、吉田さんのアップ画像。
吉田さん、帽子をかぶっているのには、ワケがありました。

よしずを棚にのせるときにヨシのかけらが落ちてきたり、よしずに藁束をのせるときに細かい藁が落ちてきて、何もかぶっていないと目に入るんです!
それで、帽子が必要になる。

実際に、体験しました(^-^)
藁束をよしずの上にのせたときに、目に藁が入りました。
マジ、痛かったです(涙)。

藁振りしたい人は、棚の上に登りました。

ただし、棚の上に登るには条件があります。
長靴不可、パイプに乗っているのが足裏に伝わるような靴を履いてきていて、かつ体重の軽い人。

僕は、今回の本ずづくりプロジェクトで一番やりたかったのが、藁振り。
一番最初に登って、一番奥に行きました。

登ってみて分かりました。怖いもの知らずだったと言うことが。
まず、どこに太いパイプがあるか、よしずで隠れて分かりづらいんです。
丸太に相当する地面から立っているパイプを目印に、太いパイプの位置を確認しながら、奥に進んでいきました。

あらかじめ、よしずの上にのせておいた藁束は、小分けで纏めた藁を10束くらいずつ縄で纏めてあります。

まず、縄を手で外します。
パイプの上でバランスをとりながら縄を外すのは、落ちるのではないかという緊張でドキドキでした。
次に、小分けで細い縄で藁が纏められているので、鎌で縄を切ります。
チョットした動作なんですけど、足下が不安なので、ホント、何度も落ちそうになります。地面に刺さっているパイプを持って、危機を回避しました。

藁振りは、藁束一つを一つの手で端をつかみ、肘を伸ばして、両腕を下から上にひょいっと上げて、藁を遠くにとばすように高いところで、束をつかんでいる指をゆるめます。
藁は、一方向に並べてしまうと、雨が降ったときに落ちてしまうので、適度に散らばらせないと行けないそうです。

さて、よしず一面に藁を振ってみました。
そうすると、想像して下さい。
どうなかったかを。
またまた、命綱とも言える太いパイプがより見えにくくなったんです!

もうこうなったら、体裁をかまってられません。地面に突き刺さったパイプを持ち、へっぴり腰で屈んで、太いパイプの位置を確認し持ってやっと、ハシゴから降りました。
登っていたのは、短時間。長くても20分くらいだったと思います。

降りたときホッとして、へなへなになりました。

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強化丸太

藁を振った後も、吉田さんの説明は続きます。
丸太を持たれていますよね。斜めに丸太を棚を強化するそうです。

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藁の偏り改善

よしずの隙間から藁が下に垂れています。
藁が一カ所に寄らないように、下から竹で藁を移動させます。

棚の上に登った写真は余裕がなく撮影できず。
また、降りた後はへなへなになって写真とるだけの気力が少なくなってしまいました。
この後、質問の時間を設けていただいたので、質問しました。
あるところで、今はお茶畑がないのだけど、昔(二三十年前?)お茶畑を持っているときは、茶摘みの時期に、朝早く摘み娘さんを迎えに行って、10時の休憩、お昼、15時のおやつと決められた時間にお茶を用意していたと伺ったことがありました。
それで、今はどのように茶摘みが行われているのか、質問しました。
一日いくらの日摘みと、摘んだお茶の重さで支払いが決まるはかり摘みがあるとのことでした。
吉田さんのところでは、日摘みとはかり摘みの併用とのこと。
吉田さんの本ず茶園は宇治小倉で、周辺には住宅もある程度あります。
子供のいるお母さんたちは、都合の良い時間に来て、はかり摘みをされて帰って行くそうです。

茶業研究所のある白川は家が少ないので、茶摘みをする人手を確保するのが大変と仰っていました。

2回目、3回目、4回目と本ずづくり体験に参加して、本当に手間のかかっていることが分かった本ず玉露。本ずと同じ効果を目指した労力低減が図られている黒い化学繊維の寒冷紗玉露。

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試飲

寒冷紗玉露と本ず玉露の飲み比べを建物内で、行いました。
僕の個人的な感想として、寒冷紗は飲んだことのある玉露。それより、本ずは香りも味も広がり深みのある飲み物。より、ゆっくり楽しみたいもの。そんな風に感じました。

この日、ウチに帰ってきて思ったのは、へなへな。
棚の上に登ったのが影響して、ホンマ疲れた。
ヨシ刈りより体力使っていないのに、落ちる恐怖をヒシヒシ感じながら緊張していた分なのかな。

体験してみないと分からない本ず玉露の大変さを感じることができた「本ずづくりプロジェクト」でした。

プロジェクト関係者、参加された方、全部には参加できなかったけれど他の回に興味を示してくれた方、参加を誘ってくれた方、このプロジェクトで再会したかった方、どうもありがとうございました!

天下一品のラーメンを食べて思うこと

なんとなく、たまにラーメンを食べたくなります。
チェーン店だと味を知っているから、安心して入って注文。

それで思い出したのは、「そういえば天下一品のCMに(京都府相楽郡)南山城村の旧田山小学校が使われたっけ?」

天下一品のCM撮影のための食事準備でcafeねこぱんママさんが徹夜するって聞いてた。で、前日に京都宇治の宇治茶会館で開催されたイベントで茶団子を購入して、差し入れた覚えがあるな。
茶団子って、眠気覚ましと糖分によるエネルギー補給になるかと思ったけど、逆に眠くなったかも知れない。

ついでに言うと、ねこぱんには、京都の新茶の初市記念の急須があった。お茶の花が描かれていたっけ。

またまた、ついでに言うと明日(2/7)は春の大茶会があるんだよね。

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天下一品のラーメンどんぶり。「明日もお待ちしてます。」と書いてあります!

ラーメンのスープを飲んで、出てきた文言を使いたくなって、こんな記事を書いてみました。

おしまい。

ほうじ茶の淹れ方説明で思ったこと

日本茶の普及を目指す資格に「日本茶インストラクター」があります。
二次試験では、淹れ方の説明の実演も含まれるのですが、ほうじ茶って話すこと少ないのでしょうか?

二次試験対策講座を受講したところ、ウチのグループで、ほうじ茶の説明を求められた人が4分の持ち時間の中、3分位で終わって苦労されていました。
(ほうじ茶の説明の指名が僕にはなかった・・・)

自分自身、最初に興味を持った日本茶が「炒りたてほうじ茶」だったので、話したいこと沢山あるんです!

これまでのほうじ茶に関する記事は、こちら
たぶん意外と書いている方だと思います。

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炒りたてほうじ茶。画像のフィルターかかってます。

 

ところで、炒りたてほうじ茶、どれも美味しいに違いないと思うかも知れません。
実は、煎茶と同様、美味しい炒りたてほうじ茶もあれば、そうでないものもあります。
ほうじ茶にしたら美味しい煎茶と、そうでない煎茶があるという事です。

また、ほうじ茶になるまで加熱せず、軽く炙る(加熱時間を短くする)だけで、たいてい煎茶の香りが良くなります。

金属製のゴマ炒り機のパッケージには「お茶の香り付けに」という文言が入っていました。
軽く炙ると「香り付け」、それより長く火にかけると「ほうじ茶」、それより長く火をかけ過ぎると焦げてしまいます。程々で止めましょう。

なお、ほうじ茶づくりを体験できるお店もあります。
僕が実際に行ったことがあるのは、大阪だと袋布向春園本店、宇治だと福寿園宇治茶工房

袋布向春園本店では、素焼きの焙烙(「ほうろく」または「ほうらく」と読む)を扱っています。

福寿園宇治茶工房は製茶に関する体験ができます。
ほうじ茶づくりだけではなく、抹茶の原料となる細かいシート状の緑茶「てん茶」を自分で石臼で挽いて抹茶にできます。
また、僕はやったことがありませんが、焙炉(ほいろ)でお茶の木から摘んだ後の葉を手もみで製茶する事も出来ます。何人か以上のグループで予約制だったはず。

というわけで、これまで書いていなかったほうじ茶に関するネタを思いつくまま書いてみました。

他にもあるかも知れませんが、また思い付いたときに書きたいと思います。

おしまい