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杵築紅茶の「べにさやか」さん

神戸ムジカで購入した杵築紅茶は、べにふうきとべにさやか。
先日べにふうきを開封して、今日べにさやかを開封。

袋からは、すきっと背筋が伸びるような、ピンとした香りがします。

筆者は、堂島ムジカでもらった資料を保管しています。
ふと、杵築紅茶のを出してみると、2011年6月に、べにふうき、べにたちわせ、べにさやか、桜花入りの記載があります。
確かに、べにたちわせ、ありました。
別の年には、そうふうもあったはず。

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さて、ポット大でべにさやかを入れてみると、カップ一杯目は淡い感じ。
香りがなんとなく南国を思わせます。

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カップ二杯目は濃くなった感じでお茶だけで楽しめてしまう。

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カップ三杯目、濃くなってバランスが悪そう。。
飲みづらくなってしまった。
ちょっとお菓子と一緒にしたらどうかな?

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バームクーヘンと一緒にいただくと、はっきりと香りが浮かんできて美味しくいただきました。

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ごちそうさま。

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色んなお茶があるけれど、それぞれで楽しめたらいいなぁと、よさそうな組み合わせを今も探してます。

宇治でトコトコ歩いて、お話をがっつり聞いた七名園巡り(お茶の歴史講座)

週末の5/9(土曜)は、宇治でお茶の歴史講座に参加しました。

今回のお茶の歴史講座は、宇治の七名園と七名水を2日に分けて巡るという、おそらく他には例をみないマニアックな企画。
ため息が軽く10回くらいは出そうなくらい、メチャ濃かったです。

最初はノンビリとJR宇治駅に集合。
地図とか宇治橋通り商店街のパンフレットを事務局のネクスティの典子さんから貰いました。
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それから、トコトコ歩いて、七名園の一つ目、祝園(いわいえん)。
茶畑なんて、あ・り・ま・せ・ん!!!!!
石碑もなかったです。
あったのは、マンションでした…
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橋本素子先生の解説によると、茶畑として残っているのは奥の山園(おくのやまえん)だけ。石碑も何もないところもあるとのことで、最初から何もない七名園に出くわしたことになります。

七名水も巡ったのですが、書く手間が掛かるのと、僕の関心の弱さで、記述を割愛します!

で、二つ目が宇文字園。
JR宇治駅の宇治橋通り商店街側の大通りの手前に記念のオブジェがありました。
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文字を拡大。
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時折、七名園以外にも宇治の見所に寄り道。
中村藤吉本店にも寄って。
5/9の「ちゃだま」です。杉玉ならぬ「茶玉」。
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新茶の販売にあわせて、茶の木の葉っぱ付き枝で作られるそうです。
作成当時の写真を見たら、葉っぱがツヤツヤしてました。
で、時間が経って5/9時点。少し乾燥してました…

この日のビッグイベントの1つ目となった上林記念館。
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上林春松さんから「直々に」展示の内容を伺うという貴重な機会。

昔の製茶図の巻物の下に製茶道具を配置して、そこで抹茶の原料となる碾茶の製造を伺い、コカコーラから出ているペットボトル緑茶「綾鷹」の名前の由来も教えて貰ったり、宇治茶というのは抹茶が元になっているというお話があったり、ルソンの壷の話があったり。
この内容だけでも、本当に濃い時間です。
(個人的には、現在の中国では殆ど無い蒸製緑茶、恩施玉露の話が出てきたことが一番衝撃を受けちゃいました。先日たまたま入手してたから)

七名園の三つ目は、奥の山園(おくのやまえん)。
小売りもされている茶問屋「堀井七銘園」さんが管理されている七名園で「唯一、茶畑として残っているところ!」です。

まず、堀井七銘園の店舗に到着しました。
当主の堀井さんは、城陽市の茶市場に参加して戻られたところ。
でも、話を伺うと奥の山で「今、茶摘みをしている」と聞くと、お店で話を伺う前に「(茶畑を)見たい!」となって、早速移動。
かなり急な坂を上って、奥の山園に到着しました。
石碑を撮影。
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寒冷紗の覆いを堀井さんにめくって貰っての撮影です。ありがとうございます!
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茶畑の中に入って説明して頂きました。
現場を見ながらの説明なので、メチャクチャ説得力があります。
色々話を伺った中で、一番感慨深かったのは、二種類の品種「成里乃(なりの)」と「奥の山(おくのやま)」。

堀井さんの話をかいつまんで書くと。
・奥の山園は、元々は堀井さんの家の管理ではなく、明治時代に親戚から引き継いだ。
・現在は品種園だけど、元は在来の丸株だった。
・在来は株ごとに摘み時期が異なり、管理が大変!!
・もう、これ以上管理するのは辛どいから、昭和56年(西暦1981年)改植しようとなった。(茶の木を品種に植え替えようということ。品種茶は、茶摘みの時期が同じ。)
・でも単純に改植するのは、在来があるので勿体ない!!
・180-200本あった中から良い木はないか。選別しよう!
・選んで56種類。それから、もう一段選らんで二種となった。
・それが、「成里乃」と「奥の山」。
・「成里乃」、一番違ったのがアミノ酸。従来の二倍あった!お抹茶向き。
・「奥の山」、葉の色が濃い。細長いから揉み込むのによいから、玉露向き。

実は、2012年の2月頃に堀井七銘園さんをお茶友達と訪問して、一度品種を選抜した事を伺いました。
当時、茶畑がドコという話とか、特徴がどうという話は、頭に入っておらず、「只々手間かけて選抜したんだな~」ぐらいの印象しか残っていませんでした。

それが今回、奥の山園で茶の木を見ながら、「成里乃」と「奥の山」の話を伺って、深い思いと品種の特徴が頭に入って、楽しかったです♪

さて、18:00頃から座学。講義でした。
例によって、お茶とお菓子。
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先ず、お茶請けは素子先生セレクトの虎屋さんの京都限定の桃山「雲居のみち」です。
お茶は、京都市の熊野神社近くの竹村玉翠園の竹村京子さんが茶市場で落札された品種茶「朝日」の煎茶を持ってきて下さりました。
口に含むと、新茶の青みのフレッシュな香りが広がり、甘みがふわっと広がる。
上品な美味しい煎茶でした。
因みに品種「朝日」は、ほとんど抹茶の原料となる碾茶に加工されるので、煎茶で出回ることは希(まれ)とのことです。

講義の話は、長くなったので割愛しますが、なかなか資料と付き合わせると見えてくるものが違うなぁ~というのが感想です。

と言うわけで、なかなか濃ゆい一日でした。

参考資料。
宇治の七名園については、宇治茶の歴史が記載されたパネルが宇治橋通り商店街にありました。
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因みに宇治市のマンホールは、宇治橋の三の間でした。
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では、また~。

なんか写りがカタログっぽい(^^;;先日の散歩付き、お茶の歴史講座にて。右上は資料です! #お茶 #お酒 #京都 #お茶の歴史講座 #おづ #白鹿 from Instagram

なんか写りがカタログっぽい(^^;;先日の散歩付き、お茶の歴史講座にて。右上は資料です! #お茶 #お酒 #京都 #お茶の歴史講座 #おづ #白鹿 (from Instagram)

紅茶資料室

堂島ムジカには、ほぼ壁一面や通路の棚に、紅茶に関するポットやパッケージ、キャディー、ティーメジャー、写真パネルなどの資料が並べられていました。

こんな感じで。

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堂島ムジカ、喫茶のレジの裏側の棚。

資料は、堂島のときより少なくなってしまいましたが、移転先の芦屋ムジカでも並べられています。
芦屋ムジカに行かれた場合は、たくさんの資料を眺めるだけでも楽しめると思いますよ。

大好きな紅茶屋さん

お茶好きな皆さん、お茶はどこで買いますか。

お気に入りのお店があると、お茶を飲む楽しみも増えますよね。

僕がお茶をたくさん入れるようになったキッカケは、大阪の堂島にあるムジカという紅茶屋さん。

お店は4階建ての商業ビルの三階。
エレベーターに乗り、三階の扉が開くとソコは、倉庫?

紅茶の入った木箱や茶色の袋がデンっと積み上がっています。

日本なのに、不思議な多国籍な雰囲気に満ちています。

入り口すぐがショップ。
紅茶の葉っぱや、ポット、ポットにかぶせるコジー(スリランカ製で一つ一つ違っていてたのしくなる品)、紅茶缶(ティーキャディー)、葉っぱの秤(ティーメジャー)などが売られています。

左手に進むと、喫茶スペース。
ムジカという名前の由来は、開店当初がクラシック音楽の音楽喫茶店だったから。
オーディオが普及して、音楽喫茶では商売が難しくなったときに、紅茶メインの喫茶店に転換したらしい。

外が見えるガラス張り近くの席は、1-2人の少人数スペース。
僕のお気に入りの場所は、一番奥の二人掛けの席。
一人で行くのに、夜遅くだと空いているから、ここばっかり座って、外を眺めながら、紅茶を飲んでました。

お店をぐるっと見回すと、紅茶のポットやパッケージ、紅茶資料がたくさん置かれています。ホント、紅茶が溢れてる。そんな空間です。

僕はお茶好きになる前から甘いもん好き。
紅茶にケーキは欠かせません。
木の実のタルトが素朴で、お茶に合わせ易くて、たぶん今ままで一番注文したと思う。
「なめこ」というケーキがビジュアルと味ともに訴えるものがあるので、一番有名みたい。

そんなこんな色々な思い出のある堂島ムジカが2013年9月25日に閉まることになりました。
ムジカのお茶の販売は続くとのことですが、この記事で書いた堂島ムジカの雰囲気はなくなってしまうようです。

一言でいうなら、さびしい。

でも、お茶の魅力をいつも見せてくれた空間に「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。

堂島ムジカの残り時間が少なくなっても、お茶があれば、たぶん僕は色々なことを思い出せるし、新しいお茶の記憶も増やすことが出来る。

そう悲観することもないはずだけど。

気になった人は、残り時間が少ないけれど、行ってみて下さい。
日本の紅茶屋さんのトップランナーを垣間見ることが出来るはずです。

それで、紅茶淹れて飲んでみようという人が増えるといいな。

おしまい