カテゴリー
お茶の道具

紅茶といえば、回転茶こし(ひっくり返す前に知っておきたい使い方の説明付き)

紅茶の茶こし(ティーストレーナー)というと、回転茶こしを思い浮かべる人が多いような気がします。
いっそ紅茶といえば、回転茶こしのおしゃれなイメージという人もありそう。

写真のように、カップに引っ掛けて使う人が多いようです。

ティーカップに引っ掛けた回転茶こし

実は、持ち手を持って、カップ中央に持っていってポットから注がれた紅茶をこすのが本当の使い方らしい。
内側の回転部分が動くので、ポットから茶葉が出てくると簡単にひっくり返ります。

じゃあ、どうするか?
縁に指を添えて注げば良いんです。

回転茶こしの回る円のふちを指で押さえて固定

日本で初めてポットで紅茶を提供したと言われるティーハウスムジカ(喫茶)でテーブルに置く際に、ティーカップに回転茶こしを引っ掛けて出していたら、ひっかけたまま注ぐ方法が広まったのだとか(ムジカティーのフェスブックページ)。
どんな使い方でも、ポットから出てくる茶葉がこせたら良いと思うのですけど、茶こしの網がボコボコしてたり、回らなくなった回転茶こしは、ヤだなー…

茶こしなので、ポットから出てきた茶葉を濾していっぱいになることがあります。
いっぱいの度を越すと茶こしから茶葉が溢れてしまいます。
特に細かい茶葉の場合は、思っている以上にポットから茶葉が出てきて、茶こしから溢れてしまうことがあります。
回転茶こしは、どうしても小さくなりがちなので、ポットから茶葉が出てきたなぁ〜と思ったら、勢いよく紅茶を出そうとせず、様子を見ながら注ぐと良いと思います。

また、茶こしから溢れそうという前に一旦茶こしの茶殻を捨ててから、再度注ぐということもありだと思います。

ワタシは細かい茶葉(ムジカティーの紅茶だとプライドオブスリランカ→細かい葉っぱ、紅茶の場合)で回転茶こしから溢れさせるというのを何度かやると懲りて、細かい茶葉の場合は回転茶こしをあきらめて、大きめの茶こしを使うようになりました。

左、プライドオブスリランカ。右、芦屋プラウド。←手炒りほうじ茶と紅茶から、どこが面白いのかな、お茶って?を考えてみるから

ここまでが、回転茶こしの話でした。

さて、回転茶こしは紅茶の道具。
紅茶の道具つながりで、老舗紅茶屋さんのポットの帽子にまつわる話↓はいかがでしょうか。

  • よしずの作り方~玉露や抹茶に使う伝統的な高級日本茶の覆い~
  • 取っ手のない急須、四種類の宝瓶を紹介してます!
  • 急須やポットがなくても、お茶っ葉からマグカップ二つを使って、緑茶と紅茶を淹れる方法(一部動画で臨場感あり〼)
  • 麦茶のように紅茶は作れる(手鍋で紅茶)
  • 本棚に囲まれて、小型焙炉(ホイロ)のそばで見た手揉み茶の実演
  • 炒りたてほうじ茶で消臭できるんです!
  • 老舗紅茶専門店ムジカティーの喫茶室の使い方
  • 品種で何が違うの?~和紅茶の楽しみ方~
  • 紅茶を計り取る道具:ティーメジャーにこだわってます
  • 無かったら困る紅茶の茶こしについて、考える〜口当たりのこと〜
  • お茶が好きだからと言って、飲み過ぎには注意!(お茶酔いとその対策)

回転茶こしの使い方わかったから、一回紅茶を茶葉からいれてみよう!と思った方は、↓をどうぞ。

紅茶を茶葉から淹れたときの口当たりが気になる方は↓をどうぞ。

日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間

種ノ箱は、お茶のセミナールーム、昭和三十年代に建てられた木造長屋の茶の間です…

Instagram(種ノ箱)

茶こしを使うのなんて面倒!という方は、ティーバッグ↓もあります。

いろんなお茶をざっくりみてみたい人は↓をご覧ください。

※もっと紅茶について知りたい方は、
 本サイトの紅茶のタイトル一覧をご覧ください。(→キーワード一覧

※ほかにもお茶の道具について知りたい方は、
 本サイトのカテゴリー:お茶の道具のタイトル一覧をご覧ください。

※この記事を読まれてより深く知りたくなった方は、ぜひ下記の記事も合わせて読んでみてください。




種ノ箱~日本茶、紅茶、まなび合いの茶の間~

お茶のイベント in 種ノ箱


筆者のお店「種ノ箱」のnoteにも、お茶の投稿してます

筆者のお店、大阪玉造・空堀町「種ノ箱」のイベント予定

モバイルバージョンを終了