はじめに
好きだからやってしまうことありませんか?
実は、お茶好きさんのまあまあの人がやってしまうというお茶酔い。
お茶が美味しいおいしいと思ってつい飲み過ぎると、お酒を呑み過ぎた時のように酔っぱらって、気分が悪くなることがあるんです。
必要以上に飲んだり食べたりすることを暴飲暴食と言います。
よく暴飲暴食は避けるように言われますよね。
でも、やってしまって暴飲暴食してしまった結果、ひきずっちゃうと体調を崩したり、そうでなくても一時的に苦しい思いをしたりします。
お酒の飲みすぎや美味しいものの食べ過ぎが、お茶好きさんがやってしまうお茶酔いにも当てはまるんじゃないかなと思います。
傾向と対策
お茶酔いというものがあると知ってから、どうしたら気分が悪くならないのか、いろいろためしました。
やっていくうちに、そそそろ気分が悪くなりそうだな、、と思ったら、お茶を飲みすぎないように注意したりするようになりました(お茶を飲む量を調整)。
試すことでだんだんと身を持って知ったことですが、どうやら新茶や玉露、比較的高価なお茶を美味しいからといって調子よく飲み過ぎちゃうと、お茶酔いになりやすいみたいです(美味しい上等なお茶はヤバイ)。
単純な水分の取り過ぎなら、お茶を飲むのをやめて、2時間程度で苦しさがなくなります。でも、お茶酔いなら苦しいとかフラフラが2時間よりもっと長引きます。
ことわざの茶腹も一時(ちゃばらもいっとき)ではないですけど、お茶酔いを見分ける目安は二時間くらいでした。一時(いっとき)は、昔の二時間だそうです。
いろいろ試すうちに、お茶酔いになりやすそうな上等で美味しいお茶を飲む前に先に牛乳を飲んだり、お茶を飲んでいるときに多めに水を飲んだり、お菓子を多めに食べたりすると、気分が悪くなるのが和らぐことに気が付きました(牛乳、お菓子、お水はお茶酔い予防に効果がある)。
そういえば、お抹茶の茶道の茶席でも、お抹茶いただくより前に生菓子を先に食べるようにすすめられますよね。
なんとなく、飽きの来ない比較的がぶがぶ飲める日常茶だとお茶酔いはなりにくいような気がします。
日常茶については、『お茶ないのん?…日常茶について考えてみる』で触れています。
体験談
筆者がお茶で初めて気分が悪くなった体験を書きます。
紅茶屋さんで、香味のしっかりした上等の紅茶を飲んだんです。
美味しいから折角だからミルクなしストレートで堪能しちゃおう!と、濃ゆくなっているのにも関わらず、ミルクを加えずに飲みきりました。
お店を後にして、電車で帰る途中で、なんかフラフラして気分が悪いなぁ…どうしたんだろう?、ということがありました。
よく通っていた紅茶専門店のスタッフさんに、おいしい紅茶を気分よく飲んで多めに飲んだら気分が悪くなった話をしたら、
「それ、お茶酔いだよ!」
と「お茶酔い」という言葉を教えてもらいました。
なんと、お茶で酔っぱらうことがあるんですね!
そのときはじめて知りました!!
最後に
お茶好きさんと話していて、またまた気づいたのですけど、お茶酔いのなり易さは個人差が大きいようです。
お茶をどれだけ飲んでも、お茶酔いしない人もいらっしゃいますから。(うらやましい…)
お茶を飲んで気分が悪くなりそうだなぁと、いうときはムリしないで飲むのをやめましょう。
楽しいティータイムを過ごすために、お茶酔いの保険というか予防をするなら、お菓子を先に食べておくと良いです。
…と書いたものの、だからと言って今度はおいしいお菓子を食べ過ぎたりしないで下さいね(^-^;
暴飲暴食を避けて、楽しいティータイムをお過ごし下さい(^^;;
おしまい。
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