家族にお茶を淹れ始めた頃に気を付けていたこと

以前の記事にも書いたのですが、ウチはお茶のない家庭でした。
で、僕がお茶を淹れ始めて、家族にお茶を淹れるようになったのですが、気を付けていたことを書きます。

好み

一緒の屋根の下で暮らした家族でも、美味しいと感じる味覚が違っていることを痛感しました。

緑茶で、煎茶の場合。
ある人は渋好みで、ある人は旨味が効いている方が好き。渋好みだけど、旨味もないとイヤとか。

一つの急須で一種類の煎茶を淹れる場合、考えてやったことは次の通り。低い温度で淹れた一煎目は、旨味好きな人へ。
少し温度を上げて淹れた二煎目は、渋好みかつ旨味もほしい人へ。
熱い温度で淹れた三煎目は、渋好みの人へ。

淹れ始めの頃は、とにかく飲んでほしいから要望に沿う形を目指して淹れてたのですけれど、そのうちお菓子との相性を合わせれば、回し注ぎで淹れたお茶でも問題ないことがわかったので、上記の淹れ分けは次第に行わなくなりました。

お茶の種類

これ美味しい、もう一回飲みたいと言われたときに入手できないのは宜しくないと考えていたので、できるだけ再度入手可能なお茶、つまり通年で入手可能なお茶を淹れるように心がけていました。
なので、高級なシーズンものの、その年のその茶園(茶畑)でしか手に入らないようなお茶は避けていました。
玉露も高級茶なので、避けていたような気がします。

出すタイミング

夕食を終えてから、食べたものが消化されて、すこしお腹に空きができるくらい。だいたい、夕食後、二時間後を目安にお茶とお菓子を出していました。
お菓子は、夕食後なので食べきれる小さなものを選びました。
要は、受け入れやすい状況を見計らっていたんですね。

お茶も饅頭も旨そう
お茶も饅頭も旨そう

まとめ

家族にお茶を淹れることで、お茶を淹れる練習ができたと思います。
忌憚のない感想が返ってくるので、「あぁ~、失敗した!」ということもありますが、お茶を淹れることで会話が少し増えたような気がします。

ウチでうまくいったことでも、他のところではうまくいかないかも知れないので、参考までに。

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