ツイッターでフォローしている方の投稿を読んだら、コーヒーをカップからソーサーに移して飲む、というのを見かけました。
思わず、紅茶でもありますよ~と返してしまいました。
今回は、カップ・アンド・ソーサー(カップとソーサー)について、書きたいと思います。
もしかして…
カップとソーサーを知らない人があるかも知れないので、画像を貼ります。

カップは、上の部分。ソーサーは、カップの下にある受け皿のことです。
改めてブログ記事を書くために、Wikipediaのソーサー(新しいウィンドウまたはタブが開きます)を参照しました。
コーヒー用と紅茶用で、形が違うんですね。
コーヒーは縦長。

紅茶は熱湯で淹れるので熱い状態になる。それを冷ますため、口が広く、底が浅い形。

Wikipediaを読んでいて思い浮かんだのは、紅茶はそもそもヨーロッパで飲まれていた訳じゃないよなぁ。
カップ・アンド・ソーサーも、東洋の文化をヨーロッパで消化して、今のような形態になったんじゃないかな…
そうすると、元になった物がありそう。
ソーサーなんか、日本の煎茶の茶托に見えなくもないよなぁ
と思って読んでいたら、Wikipediaの「ソーサー」の最後に茶托(新しいウィンドウまたはタブが開きます)へのリンクが掲載されていました。
カップ=>ソーサーで冷まして飲んでいた?!
Wikipediaのソーサーの記述によると、
カップの中身をソーサーに移してから飲むという習慣があった
と過去形で記載されていたのですけれど、昔読んだ本に確か、今でもソーサーに移してから飲む国の記載があったことを思い出しました。
「ティー・茶・チャイ ~ティーロード漂流~」、小川光一著。
読んでから時間が経っていたので、どのページかすぐに分からず、ページをめくりめくりして、やっとイランの周辺だということが分かりました。
「イラン」「カップ」「ソーサー」でウェブ検索すると、関連した記事が出てきます。
まとめ
調べてみて思ったのは、「昔の習慣」と一言で区切れない。
今でも同じ習慣が残っているところがある。
そんなことを知ると、世界は広くて奥深いなぁと思いました。
色んな地域に広がって根付いたお茶の文化があるから、歴史や異国へ想いを馳せて、お茶すると言うのも、お茶の楽しみ方の一つなんだろうな~
おしまい
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