先日、久々に大阪難波の高島屋の福寿園に行きました。
目的は、棗(なつめ)シリーズが豊富なので今どんなのがあるのかを知りたかったのと、量り売りのラインナップを見ておきたかったので。
売場の全体を行ったり来たりすると、以前と何かが変わっているみたい?
ブースが大きくなった?
左側にも商品が置かれているので、店員さんに尋ねたところ、中国では、少し前から旧正月だそうで、中国からの観光客を意識した商品を並べている。いつもは別のお店の商品が置かれているところをお借りした特設コーナーとのこと。
見回すと、確かに中国語と思われる簡略化した漢字で書かれているパネルがありました。
抹茶や関連商品が並んでいる中で、手頃な価格の漆のゆがみ椀、赤と黒が並んでいたのが、気になって、黒を頂きました。

全体をシックな色合いのセットにして、中国、台湾を意識して、そちらで使われていそうな茶こしを使い、ダージリン紅茶を淹れました。
お茶請けは、器と同じ福寿園の「さくら抹茶クランチチョコレート」。
ところで、茶こしに注目すると、茶殻が茶色いので、発酵していることがわかります。
今まで紅茶を黒い漆の器で飲んだことは、ありませんでした。
今回やってみたら、お椀をおぼんに置いた状態では、見た目で水が入っているのか紅茶が入っているのかが分かりませんでした。
お椀を手にとって、口に近づけると、光が透明な紅茶を通って、底で反射して綺麗な茶色が見えました。
たぶん、緑茶だとキラっと光る薄い緑が見えるんだと思います。
さくらのチョコも、シックな今回の組み合わせに合いました。
甘すぎず適度な歯ごたえ。
折角なので、お椀と茶こし以外のポイントを書いておきます。
全体にシックにする意図から、ポットのマットもコジーも控えめな柄に。
でも、ちょっと光琳菊は、軽くアクセントのあるユーモラスな感じ。
ミルク・ジャグは、牛乳が入っていることが分かる形状。
液切れが悪く、ミルクをお椀に加えた後で、ミルクが垂れてしまって、お盆で白いのが見えるのが苦手。
なので、小皿の上に御懐紙を畳んだものをシートにして敷きました。
三杯目は、濃くなったので、ミルクを加えてミルクティーにしました。
ストレートでは、透明で見えなかった紅茶が、ミルクを加えることで浮かび上がりました。見ていて楽しかったです。
ごちそうさま♪
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