長屋と古民家住宅

玉造の長屋の改装物件、宰(天王寺区空堀町長屋再生複合施設プロジェクト「宰-つかさ-」)の一室を契約しました。
これまで、長屋なんて縁遠かったのに。

ふと宰の見学会で、ふと不覚にも三光神社の北側の東西の通りが気持ちよく、適度な狭さ四畳半もかなり気に入って。
実際には、四畳半+三畳ちょっとを合わせたところにキッチンを付けてもらうんだけれど。

あんまり強く意識していなかったのですが、僕は古い民家に興味があるようです。
かまどがあったり、井戸があったり、木造だったり。
なんかキョロキョロ眺めちゃうんですよね。

4月後半には、まちライブラリーのブックフェスタで堺市の古民家、兒山家住宅のイベント「古民家ライブラリーをつくろう!」でも行って、めちゃくちゃ楽しんじゃいましたし。

でも、兒山家のような大庄屋のようなお家と古い長屋がどうちがうのかというのは全くよく分かっていなくて。何が違うんだろう?と思っていました。

それで、自分が借りることになってしまった長屋を知りたいと、自分が読めそうな本「大阪 新・長屋暮らしのすすめ」を読んでみると…

分かったのは、長屋はざくっというと古い規格の揃った集合住宅ということらしい。
第二次世界大戦前、大阪は大大阪と呼ばれるほど人が集まってきて、職と住むところが近かった。その人たちが住んでいたのが長屋。
本当に都市らしい住まいだったみたい。

一方、大きな古民家住宅は、基本的に一世帯とその雇われ人が住まう構成になっていたみたい。(少なくとも兒山家住宅だとそうなっていた)

ところで、宰は改装工事が始まっていて、9/1オープン予定。
一階の壁やら天井やらを抜く工事開始日に見学させてもらったんだけれど、今のアパート住まいから見ると、すごい工夫があって。
そもそも、10何号室まで、引き戸が連なっています。
隣同士の引き戸でも、こっちは1階あっちは2階になってたりします。
たぶん世帯の人口が増えたんでしょうね。当初1階と2階が別々の世帯が使われていたところでも、一つの引き戸から1階と2階にいけるように改造されていたり。
なんというか、長屋というのはここまでモジュール化されて拡張性が高いのかと感心しました。

あ、でも兒山さんところのイベントの時でも、「民家というのは建てられた当初が完成型ではない。住み続けて、その時代時代に合うように、ある程度便利に改装されていくものだ」という内容のことも聞いていたので、長屋もそうなんだと思いました。

まだ改装中なので長屋を使っているわけではないのですが、からほり倶楽部のイベント「長屋ツカウツナグフォーラム」で知ったのは、長屋は人の距離が近いということ。
人の声も聞こえやすいし、路地を通ると台所で作っている料理の香りが漂ってくる。
そういうところも、これから感じられるといいなぁと思っています。

さて、宰の工事はどんどん進んでいて、アスファルトだった路地が、先日6/5はアスファルトが剥がされていました。

IMG_0746.JPG

今後は、宰の話題をちょこちょこ書いていこうと思います。



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