まろやかなお茶を淹れました!

しょっぱなから質問です。

あなたは日本茶好きですか?

はい、と答えた方へ

更なる質問です。

「冠茶」

は、どう読みますか?

答えは







かぶせちゃ。

では、こちらはいかがでしょうか。

「被せ茶」

答えは







かぶせちゃ。

冠茶、被せ茶、かぶせ茶、すべて「かぶせちゃ」と読みます。

露地煎茶というと、覆いをしていない煎茶。
玉露というと、覆いの期間の長い煎茶。
かぶせ茶は、覆いの期間が玉露より短い煎茶のことなんです。

覆いは、お茶のうまみ成分を増やすために、チャノキの芽が出てしばらくしてから、日陰をつくるために行われます。

前説が長くなりました。

今回淹れたのは、京冠茶。
今なら、もう読めますよね。
「きょうかぶせちゃ」。

通常かぶせ茶は、低い湯温で淹れた方がうまみ成分が多く出ておいしいので、

湯冷ましを3回して、

60-70℃と低めで一煎目淹れました。

飲んでみると、あまい。ほんのかすかな渋みが隠れてるみたい。
あまいけれど、あまいのにするっと飲みやすい。

二煎目。
あまさより、少し青さが出てきたような。

三煎目なのに渋くないです。
品種がそういうのかもしれません。
とはいえ、どういう品種が入っているのか、どういうブレンドなのかは、知らないんですけれど。

ここまで読まれた方なら、日本茶専門店などで、冠茶とか被せ茶と書いてある商品をみたら、躊躇しなくなったと思います。
筆者は、日本茶に興味を持った当初は読み方が分からず、かなり長い期間たぶん1,2年、なんやこれ?って思ってました(笑)

覆いをして渋みを少なくした煎茶、かぶせ茶(冠茶、被せ茶)のご紹介でした。

では、また~

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