「本」カテゴリーアーカイブ

お茶と本と、人の縁に感謝!〜お抹茶と本!〜

いきなりですが、自分ではハッキリ意識してなかったのですけど、お茶好きと茶道を嗜(たしな)む人は、違うんですね

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京都市内の古本屋さんで入手した1976年4月1日、初版発行の「緑茶読本」。
帯に、「お茶好きのあなた、茶道を嗜むあなたの座右の書」とあります。

お茶やってます!と自分のことを説明しても、すぐに茶道の方?と誤解されちゃいます。
自分のお茶に対する関心は、美味しいお茶、珍しいお茶、淹れていると楽しくなるお茶です。

さて、先日、自分のスペースの種ノ箱をお休みして、もりのみやキューズモールのお茶のイベント『伊勢茶を楽しむ  ~実は碾茶(抹茶)も三重なんです!~ 』でお茶友達から紹介されたお抹茶の飲み比べイベント「12月講座 お抹茶利き茶会(飲み比べ会)【限定5名様まで】」に参加してきました。

10種類ものお抹茶を2時間という短時間に飲み比べるというなかなか体験することの出来ない企画です。
結論から書くと、めっちゃ楽しかったです。

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お抹茶の色の違いがわかりますか?
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並ぶのがこんなに楽しくなるのって。面白かったです。
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肉眼だとほんの少し色合いが違ったような。飲むと味は、もちろん違うのがわかりましたよ。

個別で書き出してみると、
お抹茶の色が違う、点て易さも違う、旨み渋みも違う。
味わいのバランスも、なかなか違う。
わいわい、がやがや、お茶好き通しの気安さで、各自作業分担なんかもして、進行もめちゃスムーズ。

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あれ?、初めて行った時もこの看板だったかな?
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一箱古本市、楽しげでした(*^^*)

それに考えてみると、久々の完全なる休みで開放感がある上に、滅多にないお抹茶のたくさんの種類、ノリの良い進行で、通常の古本屋さんのみつづみ書房に一箱古本市(軒先での開催が発祥。一箱古本市とは?に詳細が書かれてます)がくっついている。
豪勢すぎます。
お茶も、本も楽しみました。
(本をまとめてもらった紙袋が、まあ重たかったです ^^;)

夕方から、本つながりでもあり、京都のスペースつながりでもあるお知り合いが企画されたZineのイベント「ノマドウーファー、ブラジルへ行く(Zine刊行記念!)」に参加しました。
こちらも、濃密で自分が言っていない世界の話を人の体験を通して知る。その内容を本(Zine)にしていてZineを読めばある程度再現できるとはいえ、直接質問が出来るって、「おいしい企画」だなっと。

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カード立てに「MORI NO COFFEE」と書いてある。

(イベントを企画して、本を手売りするという内容は、アサダワタルさんのスタンダードブックストアでの話「アサダワタルの極つき十三夜」(Vol.01の話だったかは記憶あやしい)を思い出しちゃいました。)

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はっちのロゴをキレイにかたどったオブジェ。キラキラしてた。

少し早めに到着したので会場の「はちみつとフリーペーパーのお店 はっち」で、フリーペーパーを物色していたら、「この味をずっと忘れない」という文字に出会いました。百(もも)の3号。

ページをめくって目次に目をやると、なんとお抹茶飲み比べの最後にいただいた山本甚次郎さんのしっかりした記事が含まれていました。
めっちゃ得した気分です。

お茶も本も、いろいろ楽しかった一日でした。
いずれにせよ、いろんなつながりや人との縁に感謝です!

よかったら、山本甚次郎さんの水出してん茶の記事だしパックー>水出してん茶ー>てん茶の茎茶!!をどうぞ。
古民家ライブラリーをつくろう!のお茶(まちライブラリー ブックフェスタ2016 in 関西)はいかがでしょうか。

筆者のお店、大阪・玉造・空堀町「種ノ箱」のイベント予定

~さらば、食料廃棄~副題:捨てない挑戦、を読んで

本の入手先は、比較的大きな書店。平積みになっていました。

最初に見た感想は
「食料廃棄の本だなんて、イヤだなぁ、なにが書いてあるんだろう…」

そうは思ったものの、以前からず~っと気になることがありました。
ある時、和菓子屋さんの工場横を歩いていると、商品を大量にゴミ収集車に捨てていたのを見たことがありました。。

何で捨てるんだろう?
もったいない。

でも、この本を読んで分かりました。
現代の生活をしていると、食料はスーパーやコンビニにいつも並んでいます。
夕方に商品が並んでいないところは自然と足が遠のく。
それで購入したものの、賞味期限を過ぎてしまえば、食べ物を捨てても、次のを買えばよい。
賞味期限の短いものより、賞味期限のできるだけ長いものを買おうとする。
そうすると賞味期限の切れたものが出てくる。それで、廃棄。

この流れを書いただけでも、誰が主な決定権を持っていて、食料廃棄を推進してしまっているのか、分かると思います。

この本は、食料が捨てられる現場を取材して映画にした映画監督さんとジャーナリスト兼作家さんが、それぞれの視点で記載されています。

映画監督さんの映像を切り取ったような魅力的な現場の取材と、ジャーナリストさんのわかりやすいデータの提示が、ホント素晴らしい。
重たいテーマなのに、どんどん読み進めることができました。

僕が一番興味を持ったところは、283ページの2段落目。
「食べ物は、単なる商品になり下がってしまいました。…」の部分です。
「価値のないものは捨てられる」とも。
食べ物で価値がない様になっているくらいだから、お茶も…と、考えてしまいました。本の内容ともリンクしますが、価値って、人によって違うけど、情報が正しく提供されたり、学習することで変わると思うんです。だから、「お茶って面白いよ!」と言うことは無駄じゃないなと。

本の話に戻って、取材先は、日本も含まれていて、横浜の「はまぽーく」が取り上げられていました。

ショッキングな内容にも関わらず、食料廃棄をどうすれば減らせるかが記載されているので、食料廃棄を扱っているにも関わらず、読後感は希望があり、また爽やかな印象さえ持ってしまいます。

すごい本です。

是非みなさんに読んでみて欲しい一冊!

「さらば、食料廃棄 捨てない挑戦」
シュテファン・クロイスベルガー、バレンティン・トゥルン著。長谷川圭、訳。
春秋社、2013年3月20日、初版第1刷発行

オマケ。
僕がこの本を買った理由、最後の一押しは裏表紙の定価の下にあるフクロウっぽい印!やっぱり、見た目重要!!

筆者のお店、大阪・玉造・空堀町「種ノ箱」のイベント予定