「急須」タグアーカイブ

お茶の香味が変わる。なにが、ちがうかな?

前回の「お茶を淹れる」では、味を調節して注ぐようになるには、練習がいると思うと書きました。

あくまで自分がやったことは、たぶん比較して違いを探したんだと思います。

同じお茶でも、前回と味や香りが違うな。
どういうところを変えた?
お湯の温度?、注ぐまでの時間?、お茶の葉っぱの量?、お湯の量?、使ってる急須?、湯飲みやコップの形状、注いでから飲むまでの時間?、などなど。

書き出してみたものの、最初は一種類のお茶しか手元にありませんでした。
紅茶でした。
お湯の温度はグツグツの100℃ぐらい。
使ってるのはティーマグ。

そうなると、味や香りが変わるのは、ほとんどお茶の葉っぱの量のような気がします。。
自分の好みのお茶っ葉の量は、どれくらいだろう。
増やしたり減らしたり。
ミルクティーにするのが好きだったので、ミルクの量も自分好みを探しました。

そんなことをやって、自分が好む味を探していったような気がします。

なので、ちょっとした着眼点が、美味しく飲むキッカケになるのかも。

この話がヒントにして、自分のお家で出来そうな工夫をやってみてください。
意外にいつもより美味しくいただけるかも知れません。

そうなったら、うれしいですね。
なんとなく希望を持ってもらえたらいいなぁと思います。

今回は、この辺で。
では、また~!

筆者個人のイベント予定 筆者のお店、大阪・玉造・空堀町「種ノ箱」のイベント予定

つめたい、あつい、時間のからまり

昨日は「冷茶からムジカティー」で日本の色んな冷茶と老舗紅茶屋さんのムジカティーの話を書きました。

さて、お茶をいれるとき、冷たい水を使いますか?それとも、お湯を使いますか?

たいていの人は、
「何を今更、お湯を使うやん!」
と思っているかも。

でも、冷茶(冷たいお茶)の場合は、水出し、氷出し、お湯出しで冷やすといったやり方があります。

abc5427a-8d1c-4927-9fbc-9fc2c42325bb

それぞれ、氷、冷たい水、常温の水、お湯の順にお茶っ葉から味や香りの成分が出てくる時間が変わります。
水の温度が高い方が、水の分子の動きが活発なので、成分が速く出ます。

冷茶総選挙の冷茶のいれ方講座は、参加者さん自身にやっていただくワークショップ。
茶缶からお茶っ葉をスプーンですくって、急須に入れて、氷水の10分抽出をしていただきました。
面白かったのは、湯飲みのお茶の色がいろいろだったこと。
なんででしょうね?

IMG_8455.JPG

淹れ手によってお茶の味が違うというのも、いろんな要素が絡んでそうです。
でも、氷水の10分抽出でも違うんだから、煎茶だったり、紅茶だったりも、なんだか違ってて当たり前という気もしてきました。

ちょっと、細かいことを書いてみましたが、楽しくおいしくお茶を飲みたいですね!

では、また~

筆者個人のイベント予定 筆者のお店、大阪・玉造・空堀町「種ノ箱」のイベント予定

足取りかるく、宇治散策

ちょいと前に、久々に宇治いってきました。

IMG_8091.JPG

といっても、平日の水曜日でお休みもままあったり。
日本茶インストラクター京都支部の方がスタッフをされてる匠の館は、お休みで。

IMG_8092.JPG

でもせっかくだから、宇治茶手もみ製法の看板をパシャリ。

IMG_8093.JPG

お隣のここも内部が改装されたので入って見たいなぁ。

IMG_8094.JPG

最大の目的は、ここ新しくギャラリー&ショップを開店された朝日焼さん。
川のすぐとなりで、とっても素敵なところでした。

IMG_8095.JPG

柴船を模した湯冷ましを頂いてきました(^^)v
急須(宝瓶)、茶碗、湯冷まし、結局、一つ一つ違う場所で購入したことになっちゃいました。

IMG_8265.JPG

宇治は、お茶好きさんには見所たくさんあるので、ぜひ訪ねて楽しんでみて下さい〜

IMG_8096.JPG

では!

香りが来るまで待ちませう。美味しくなるまで待ちませう。冷たくなるまで飲みませう。急須で淹れるのもワルクナイ。 #お茶の楽しみ方 #堂島ブレックファースト #ムジカティー (Instagram)

香りが来るまで待ちませう。美味しくなるまで待ちませう。冷たくなるまで飲みませう。急須で淹れるのもワルクナイ。 #お茶の楽しみ方 #堂島ブレックファースト #ムジカティー (Instagram)

新年度ですね!新入りのおぼんと急須をどう使うか思案中〜#お茶の時間 (Instagram)

新年度ですね!新入りのおぼんと急須をどう使うか思案中〜#お茶の時間 (Instagram)

急須を覗くと何が見えるんだろう?レンズが曇ってしまうんだ。 #日本茶 #釜炒り茶 #種ノ箱 (Instagram)

急須を覗くと何が見えるんだろう?レンズが曇ってしまうんだ。 #日本茶 #釜炒り茶 #種ノ箱 (Instagram)

お茶の楽しみ方を発見する旅に出る「ちがえて学ぶ、ゆうたり茶の間」、はじめます

先日、地元の知り合いと始めたお茶の勉強会を終えました。
ひと月に一回、全部で12回。つまり一年間。

それぞれが持ち寄ったお茶を僕が解説をしながら、淹れてゆく会。

自分が用意するお茶だけではなくて、他人が持ってきてくれるお茶やお菓子。
それぞれ人の色が混ざり合って。ずっと、そんな感じで続けていきました。

一つやれば、新しい関心だったり、お伝えしたいことが出てきて。
12回やって、他にもできるネタはあったんだろうけれど、集まった人たちの関心の高い内容だけやっていったから、ある程度やり切った感があります。

終わってから、何度も振り返っていました。
何があったんだろう、どういうことがこれでやれて、次に何ができるんだろう?と。

そうやっていたら、見えてくる景色というか、ぼやけていた自分のやり方が輪郭を持ち始めました。
お茶に対して色んな実験というか、試みを行って、違いを見て、覚えていくという学び方で、お茶の楽しみ方を発見する旅をしたんだなと。

お茶の勉強会では、基本的に飲んで、どう感じますか?というそれぞれの感じ方を問うことから始めて、香味の解説をやっていくようにしました。

急須の素材の違いもやりました。飲む器の違いもやりました。もちろん、お茶の種類の違いも。

たくさんの違いを体験してもらうことで積み重なった経験が、勉強会に参加してもらった人のお茶ライフを楽しく、結果的に幸せな生活に結び付くといいなぁと思っています。

どれだけやっても、ネタが尽きなかったので、普通に講座というか勉強会というか寄合というか、そんな内容でできる自信を持てたので、種ノ箱で「ちがえて学ぶ、ゆうたり茶の間」をはじめます。

ちなみに、地元の知り合いと始めたお茶の勉強会の最終回は、和紅茶(国産紅茶、日本で栽培された茶の木から製造した紅茶)の飲みくらべを行いました。

03303cc5-0de6-49f9-9d03-6a905261b8ae
最終回は、ちょっと特別。いつものように、お菓子を持ってきていただいて、お茶が珍しく僕が用意したものだけで。
IMG_2443.JPG
ポットから一杯目の紅茶。
IMG_2444.JPG
ポットから2杯目の紅茶。色が濃くなっているので、お茶としても濃くなっているのがわかる。

正直に言って、和紅茶というものがこういうものです。というのが、非常に難しいです。
12回目にやって、なんとなくお見せできたんじゃないかというくらいに。

どのテーマの会から参加しても、来られた人に合わせて内容を変えてゆきます。
なので、一回として同じことにはならない。

一期一会なんでしょうか。それも、僕のやり方。

宜しければ、ご参加いただけると嬉しいです。

地元のお茶の勉強会~ほうろくでほうじ茶編~

お煎茶からほうじ茶が作れることをご存知ですか?

お煎茶を適度に炒ると、ほうじ茶が作れます。
フライパンでもできるんですけれど、炒るため専用の「ほうろく」でやった方が楽しいです。

というわけで、地元のお茶の勉強会で、参加者の方からほうじ茶やりたい!とのリクエストがあったので、やりましたよ、ほうろくでほうじ茶。

カセットコンロにほうろくを置いて、少し熱した後にほうじ茶のもとになる煎茶を入れて。

IMG_1794.JPG

それぞれで、お煎茶の分量も違う、炒り加減も違う、同じ大きさの急須でお湯を注いで湯呑に注ぐタイミングも違う。

そうすると、作った人のほうじ茶は随分と違った印象のお茶になりました。

それから、別のお煎茶で僕が普段やっている感じで炒って、みんなで飲んで。
これも、他のと違うほうじ茶で。

一息入れる感じで、毛色の違う僕自身が去年の9月にブレンドした玉露を水出しで、いただいて。

お菓子が、ニッキのおせんべい。

これなら紅茶が似合うんじゃないかと、鹿児島産のべにふうきの外連味のないしっかりした国産紅茶を淹れて。

そうして、売り物のほうじ茶はどんな感じかを確認するために、ほうじ茶を淹れて。

都合、6種類。
ちょっと種類は多めだけれども、僕も含めて参加者の感想は「ゆったりとお茶を楽しんだよね」。

IMG_1795.JPG

次回は、地元ではなく僕が新しくオープンする種ノ箱でやってみることになりました。
さて、どんな印象を参加者の方も、僕も持つんだろう。

ちょっと、いや、とっても楽しみです!

実は、地元で気軽なお茶の勉強会を続けてます。

少人数で、固定メンバーがあるものの、都合が付けば新しい方も参加されます。
先日で、5回目か6回目になりました。

毎回、ゆるくテーマはあるものの、基本的にその場でやりたくなったことをします。

質問があれば、その都度答えたり、
お試しでやってみたいことがあればやったり、
準備が必要なものは、次回まわしにしたり。

この勉強会の一番最初のお茶は、参加された方が持ってこられた炭火焙煎の番茶でした。
炭火焙煎が珍しい点、番茶がどういうお茶かを解説。
乾燥したお茶っ葉を広げて形状も見せて説明…とそんな感じで、
どのお茶についても参加された方の興味の範囲に収まる程度の説明をしてます。

前回は、お抹茶(お薄)と他2種類くらいだったと思います。
時間が経つと記憶が曖昧になるので、記録に残そうと、今回は写真を撮りました。

今回使ったお茶は、この三種類。

IMG_8994.JPG

最初に、左の深蒸し煎茶。
材質の違いを体感して貰おうと思い、萬古焼と釉薬が塗られた一般的な土瓶タイプの急須で、同じお茶を飲み比べました。
その結果、萬古焼の方が、渋みが抑えられて、美味しかったです。
二煎目までいただきました。

次に、お菓子として熟成バナナが出て。
そうすると、お菓子の組み合わせからは紅茶がいいな…
ということで、ティーバッグの話も出来ると踏んでアールグレイの一種、トワイニングのレディグレイに。
飲んでみて分かったのですが、ティーバッグはカップの上と下で濃度が変わってしまうんですね。
最初、カップの上の方を飲んでいたら、香料やレモンなどの香りはするのだけれども、紅茶の味がほとんどしない。
飲み進めていると、だんだんと紅茶の味がしてきて。
そう言えば、ティーバッグのパッケージにひも付きのティーバッグを回すように書いてあるのを見かけました。
要は、混ぜないと濃さがカップの上と下で変わっちゃうんですね…

次は。
参加された方が、前回話題に出た阿波ばん茶をもってこらえたので、作り方をたっぷりお話しました。
なんといっても、現地で体験してる強みです。
徳島県の上勝町で見た、茶の木から緑の茶の枝をはぎ取って、ゴミとり、釜の茹で、舟形の揉み機での揉み、桶に入れてのぴっちり空気を除く漬け込み、棕櫚(だったはず…)と蓋で蓋をして、煮汁を注ぐ。
乾燥は天日干しで、筵に葉っぱ一枚一枚を広げて、ひっくり返してを3日連続でして。
ホント熱を込めて話してしまいまいました。

結構、バラエティーに富んだ勉強会だと思います。
参加された方とお話して、内容を決めていく勉強会はスリリングで面白い♪

まぁ、ネタ切れしないように僕も勉強続けなきゃって、改めて思いました。

では、また〜

ぐるぐる、ぐるぐる、巡る季節。春へ!

晴れの暖かい日、雨の寒い日、少しずつ春へ進んでます。
季節というのは、毎年々々巡っているもので。

冬から春に近づくにつれ、
晴れの暖かい日、場合によっては暖かすぎて暑いと思う日があったかと思えば、
雨の寒くなる日もあったりして。
そうこう繰り返すうちに、春がやってきます。

食べ物や飲み物も、気温や食材と供に、変わってきて。

お茶好きの僕としては、紅茶やほうじ茶などの茶色いお茶をよく飲んでいた寒い冬から、だんだんと緑茶などの緑色のお茶が増えてきたりします。

冬が始まったときは・・・
ほうろくで炒りたてほうじ茶を作る

c0d85bd6-a89e-4a99-a8dc-22377eccd9eb

炒っていると、緑茶の緑がだんだん白く、
それから黄色くなっていって
香りが強くなって、香ばしいいい香りで、
急須に炒ったお茶っ葉を移して、
お湯を注いでみると、市販のほうじ茶より一段いぃ香りがして、
飲んでみると、口の中からも香りがするようになる。
冬の寒いときの方がなぜか美味しいです!

be9812ba-fa90-444f-96b6-24ba5f24f43a

それが春が近づくにつれて、ほうろくを使う回数が減って(出番が減って)きて。

そうこうしているうちに、初夏の新茶の季節がやってくるはずです。

IMG_0135.JPG

寒い冬を越えて、暖かくなり、
冬の間に蓄えた栄養を使って、
成長した新芽を使った新茶。
少し青い、いつもより野菜っぽさが多い感じのお茶。

まだ、ちょっと先ですけど、いいお茶がたくさん飲めると良いなぁと待ち遠しいです。

というわけで、ながながと、少し前のInstagramの写真の解説を書いてみました。

ではっ~♪