上級煎茶というのは、一般的に70℃のお湯で淹れると美味しいお茶。
日本茶インストラクターのテキストでは、上級煎茶というのは目安として70℃のお湯で淹れると記載されています。
逆の表現ですね。
煎茶について、筆者が「いいお茶」という表現をはじめて聞いたのは、確かホットプレートの手揉み茶の体験だったはず。
京都府のいくつかの茶産地に行って、茶農家さんの話を聞いたり、製茶工場を見学したり、お茶っ葉から淹れたりして、日本茶インストラクターになった今だからこそわかるのだけど、ホットプレート手揉みの段階で言われていたいいお茶というのは、上等な煎茶になるように栽培されて摘まれた乾燥していないお茶っ葉という意味。

ここまで書いて、疑問が出てきて。
日本茶インストラクターのテキストでいう上級煎茶というのは、たぶん上等な煎茶をブレンドしたものを指すのだろう。
でも、単一の品種で上等な煎茶というのもあるし、そういうものを上級煎茶とは指していないのだろうな…ということ。
そういえば、16期の日本茶インストラクターの二次試験のインストラクションでは、紅茶や烏龍茶、抹茶(薄茶)の出題はなかった。
つまり、一般的に日本茶といえば、玉露、上級煎茶、中級煎茶、ほうじ茶を指すよねっ!ということなのかな。
自分が最初にお茶を淹れ始めたのが、海外産の紅茶で、その後、ほうじ茶、煎茶ときたので、インストラクションに紅茶があってもいいのにという感じがする。
とはいえ、色んな国産紅茶をいれて飲んでみて気づいたんだけど、日本で栽培された紅茶が、一つの淹れ方で説明しにくいような気がしてます。
上級煎茶の話をするつもりが、ちょっと違う方向になってきたので、この辺で終わりにします。
では、また~!
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