宇治茶「本ずづくりプロジェクト」の一回目は「お茶のセミナー」でした。昨年の2012年11月10日と11日、両日開催されました。
そのときの事を書いた内容です。
会場は京都府宇治市の丸五薬品多目的室。
13時開始なので、宇治川を眺めながら、お昼を画策。
それで、唐紙を巻いた中身の入っていないの水筒を持って、お出かけ♪
京阪宇治駅近くの通圓(つうえん)さんで、ほうじ茶を給茶してもらいました。なんと100円です。安い!お勧めです~
通圓さんでお茶を淹れていただく待ち時間に店内を眺めていたら、10月の宇治茶まつりで宇治川にチャポンと入っていった釣瓶(つるべ)を発見しました。
こちらが本物。宇治茶まつりで使われているのは似せて作ったレプリカだそうです。
お茶を淹れてくださった若い男性店員さん(後で分かったのですが、若旦那さんでした)に釣瓶のことを伺うと、宇治橋の三の間から上流を見ると川が曲がっていて川の源泉が見えなく、水が湧き出ているように見えると教えてもらいました。
おぉ、これは早速見てみよ~
三の間に到着。上流を眺めていたら、地元のおじさんから声を掛けていただいて、いつがきれいだとか、女性の鵜飼いさんのことなど、宇治の見所を教えてくれました。
おじさんから、今日は宇治に何しに来たの?と尋ねられたので、正直にお茶のセミナーに来たんですと応えたところ、宇治のお茶の話に。宇治茶いうけれど、宇治にはお茶作ってるところなんて、見ない。やってても家庭菜園や。宇治田原とか和束はたくさんやってる。と仰っていました。
話が長くなりそうなのと、お腹が減ったので、おじさんにありがとうを言って、お別れ。
紫式部の石像近くの石段に腰掛けて、栗入り赤飯で昼食。
ほうじ茶、あったか、旨かったです。
そこから宇治橋通り(新町通り)を2、3分歩いて、丸五薬品の看板を頼りに、目的の海上に到着。昭和初期の洋風の建物でした。
10分ほど前についたので会場の様子を見ると、ダンベルとかがあって、普段は空手道場にも使われているらしいです。
セミナーは、二部構成。一つは、宇治のお茶に関する歴史。がっつりの講義です。
めちゃくちゃ、学術的にシッカリしたお話を一般向けにポイントを押さえて話していただきました。宇治のお茶は覆いをするので、お茶作っているように見えないとのお話もありました。
後半はお茶の生産家さんのお話。サラリーマンとのこと。お茶を栽培して、抹茶の原料のてん茶と玉露を作られているとのこと。本ずの茶園で作られた宇治の吉田銘茶園さんの玉露を淹れる体験もありました。
ほんと、これ無料?という、すごい内容でした。
振り返ってみると、このセミナー地元宇治の方にこそ参加してもらうといいのでは。
出てから思ったんですけれど、宇治橋でお会いした散歩のおじさん。
時間有るなら参加してもらったらよかった。
歴史を含めて、今の宇治のお茶について知ってもらったら、すんごく心強いです。
地元のおじさんにちゃんと宇治のお茶のことを知って貰ったら、すごい宣伝になると思いました。
よかったら、宇治茶「本ずづくりプロジェクト」の二回目「宇治茶「本ずづくりプロジェクト」の二回目「ヨシ刈り体験」(1)」をどうぞ。
宇治のお茶の歴史、別のお話「宇治でトコトコ歩いて、お話をがっつり聞いた七名園巡り(お茶の歴史講座)」もあります。
※ほかにもお茶に関する学び、お茶のセミナーについて知りたい方は、
本サイトのカテゴリー:お茶のセミナーのタイトル一覧をご覧ください。
※店(種ノ箱)のInstagram↓です
※店(種ノ箱)のtwitter↓で、お茶のことを気ままにつぶやいています
種ノ箱(tane no hako)のtwitter(@tanenohako)
このページのQRコードは最下部にあります。











