このブログではお茶の情報を流しています。
なので読んで下さる方は、お茶に興味を持っている人だと思います。
ところが書いている当人は、子供時代、学生時代を通じて、家ではお茶をほとんど飲んだことがなかったんですよね。
どうしてお茶を飲まなかったのか
答えを先に書くと、お茶のない家庭で育ったから。
お茶を飲まないで何を飲んでいたかと言えば、大体は水か牛乳か牛乳で溶かしたミロか。
直ぐに飲めるものばかりです。飲むのに、ちょっとした手順も必要ない。
家には急須もあったのですが、使うのは専ら家庭訪問などでよっぽどのお客様があった場合のみ。
それも、僕が飲むのではなくお客様が飲むので、やっぱりお茶は飲んでませんでした。
それが紅茶を淹れるようになる
元々がお菓子好きで、和洋どちらかと言えば洋菓子の方が好みだったので、紅茶に興味を持つようになり、自分で紅茶を淹れるようになりました。
さて、本題です
紅茶屋さんの堂島ムジカでもらった小冊子には、ポットでお茶を出すお店が紹介されていました。
二日前のブログに書いた袋布向春園本店(たふこうしゅんえんほんてん)は、小冊子を見て訪ねたお店。
短い紹介文には「日本茶専門店」と書いてありました。
「日本茶」って、何だと思いますか?
茶業関係者や、大抵のお茶好きさんなら間違えないでしょう。
でも、初めて袋布さんに行った頃の自分だったら、
「炒りたてほうじ茶は日本茶に入りそうだけど、なんと言えば正解なんだろう?」
と思ったに違いありません。
一つひとつ自分の昔を追って書いてきました。
ずいぶん引き延ばしてすみません。答え合わせです。
「日本茶とは、日本で作られた全てのお茶」。
煎茶も、玉露も、抹茶も、ほうじ茶も、地域で受け継がれた製法で製茶された地域茶(碁石茶や阿波晩茶など)も、今では増えてきている紅茶や烏龍茶も、日本で作られたお茶は全て日本茶になります。
上記の定義に従えば、ペットボトル飲料の緑茶も国産茶葉のみであれば、日本茶に入ると思います。
どうでしょうか?
簡単そうで、知らない人には難しかったかも・・・
まとめ
「日本茶とは、日本で作られた全てのお茶」です。
初めて聞いたときに「へぇ~!」と思った記憶があります。今の世の中、どの程度正解する人がいるのか分かりません。
知らなかった自分がいたので振り返ってみて書いてみました。
玉露や抹茶のことが知りたくなった方は、こちらをどうぞ。
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