「分ける」と「混ぜる」〜ちょっとしたことで変わる味わい〜

一人で紅茶を淹れるとき、ポットで飲むと”分けて”淹れています。

ポットで飲む人でも、飲む前にポットの蓋を開けて、ティースプーンで”混ぜて”から、カップに注ぐ人もいます。
だけれども、筆者は混ぜないで注ぎます。
ポットの上の層と下の層で濃さが違うので、だいたい上の層からカップに注がれるので、つまり”分けて”淹れているイメージです。

どうしてそうしているかと言えば、ポットの上にある紅茶液と中ほどにあるのと、底にあるのとでは濃さ以外にも香味が違ってくるので、カップ3杯分の違う香味の方が変化があって、そういうのを楽しんでいます。

宮崎茶房さんの品種をブレンドしているらしい宮崎紅茶を淹れている飲んだ様子から、カップ3杯がどんな感じか、写真でお見せすると、

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一杯目。

 

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二杯目。ポットの注ぎ口の先に、葉っぱが詰まった!
お茶っ葉の大きいOPの紅茶でよくある光景。

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三杯目。
分かるでしょうか?
注ぎ口に詰まっていた葉っぱが取れて、茶こしに捕捉されました。
でも、違う葉っぱが注ぎ口の先に詰まりました。

三杯飲んで違う香味にならずに、単純に濃度が変わるタイプの紅茶もあります。
だけど、宮崎紅茶は三杯とも違う香味で美味しかった。

ごちそうさま。

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