月ヶ瀬健康茶園の秋の手摘み紅茶(べにふうき)を頂きました~♪!!

2ヶ月ほど前に、奈良市の月ヶ瀬健康茶園から秋の手摘み紅茶が届きました。
やっと封を開けたので、試飲レポート。

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これだけ、全部ポットに入れます!なんと、ちっさなタネが見えます!!

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開始前。スタンバイ!

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一杯目。
香りが清々しい。いつまでも、それを楽しんでいたい。
そんな気になります。

二杯目(写真撮り忘れ)。
しっかりとした渋みが出てきました。
カステラを口入れ、食べた後に飲む。
すぐに口に香りが広がって、直前に食べたカステラのをことを忘れるくらいです。
心地よい渋みと飲んだ瞬間に感じる香りより芯のある薫りが口に広がります。
ふわっと香りが口に広がるというよりも、目の前に突然自転車が現れて、通り過ぎていくのを追う「時間」ほど香りを感じました。

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三杯目。
この紅茶の品種が「べにふうき」だったんだと言うことを思い出させる特有の香味がします。
フルーティーで鼻を抜けるような香りと軽い渋み。
三杯目にもなると、かすかに香りの余韻が続きます。
水色が濃くなった紅茶を飲むと、少し強く渋みを感じました。
カステラの甘みで口の中の渋みを和らげます。
カステラを食べ切り、残った紅茶を頂きます。
べにふうきの香味が広がって、いなくなった。
少しカステラの甘い柔らかな風味が戻ってきました。

紅茶の品種を知っているから、飲んで「べにふうき」と分かります。
でも、二杯目までを飲んだだけだと、日本の紅茶と気づかないくらい。
クォリティーシーズンの紅茶だなぁ~とだけ思ったでしょう。

縁があって頂いた去年の秋の手摘み紅茶のべにふうきを飲んだときもビックリしたのだけれど、こんなに質の高い紅茶を日本でも作れるんですね。
改めて、茶の木の栽培技術が高いだけでなく、製茶の技術が高いんだろうなと、手摘みで少量だから製茶のタイミングの見極めがしっかりできるんだろうか?などと、想いを巡らせました。

ポットのフタの裏に鼻を近づけたけれど、しっかりとした少し青みも感じる雑味のない「べにふうき」の香りです!

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忘れない内に、茶殻。

本当に綺麗な葉っぱ。
よく見ると外側の方が少し茶色く、中の方が薄い緑ということが分かります。
発酵が葉っぱの外側から起きたことが目で見えます。
タネを明かすと、茶摘みの時に月ヶ瀬健康茶園の岩田さんが教えてくれたんですけど。
尖ってくるまった槍先のような芽も見えますね。

やっぱりミルク(牛乳)は使わなかったのですが、飾りでもあった方が見栄えがよいので、それはそれで役割を果たしたのではないかと思います。

御馳走様でした!

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