筆者が知ったり気付いたお茶のことを、このブログサイトでは投稿しています。
だいたい、お茶のいれ方だったり、種類だったり、お菓子との相性だったり。
いつもとちがって今回は、お茶の作り方。
紅茶はどうやって作るんだろう?を体験しました。
茶摘みと、紅茶工場の見学、冠せ茶(かぶせちゃ)のいれ方のポイント伝授と、盛りだくさんの企画でした。駆け足で、ご紹介したいと思います。
場所は、宇治茶の産地の一つ、京都府相楽郡南山城村。京都府下で唯一の村です。
最初は茶摘みでした。
お茶の木は茶畑に苗を植えても、すぐに例えば半年で茶摘み(収穫)ができるわけではありません。通常植えてから3年は収穫できないそうです。
茶摘み体験をさせてもらった畑は、苗を植えてから8年と教えてもらいました。
お米の品種にササニシキやコシヒカリがあるように、お茶にも品種があります。
品種が違うと、味や香りが変わります。
今回摘ませてもらった茶畑のお茶の品種は、べにふうき。紅茶向きの品種です。
以前茶摘み体験した緑茶向きの品種だと青臭い野菜っぽい香りだったのですが、茶畑に近づいた瞬間から、あまい香り!がしました。
写真をよーく目を凝らしてみてみてください。
真ん中よりちょっと上、お茶の葉っぱの中に少し明るい緑の小さな虫がいるのを発見できたでしょうか?
ウンカといって、お茶の葉っぱの汁を吸う害虫です。
ウンカに吸われたお茶の葉っぱを緑茶にすると苦くなってよくないそうです。
でも、紅茶だとより甘い蜜のような香りになるので、よいそうな。
(あれ?、害虫と一概に言えないような。。。)
紅茶工場で加工するのにある程度の量がいるそうで、みっちり二時間ほど茶摘みをしました。
自分たちとしては頑張ったつもりだったのですけれど、少なかったようです。
茶農家さんが少し困った顔で、ちょっと少ないけれど、なんとかします!と言ってくれました(-_-;)
身体を動かした後は、お昼ご飯。カレーをいただきました!
お腹が減っていたので、パクッと食べちゃいました。
腹ごしらえがすんだので、次の内容に。
廃校になった木造小学校の教室の一つに入った紅茶工場の見学。
紅茶を作る工程と使う機械について、話してもらいました。
なんといっても茶農家さんに紅茶工場の機会や設備を前に話してもらう機会は、なかなかないんです!
他の人が次の内容で紅茶工場から移動しているにもかかわらず、紅茶工場に居残って、いろいろ質問や疑問に答えていただきました。
紅茶の工程を切り替える判断って、どうしてるんだろう?
と疑問だったので、説明してもらって見極めポイントを知ることができました。
少し長めに居残ってしまったので、次の内容が受けれなくなってしまいました。
本当は、紅茶のいれ方も教えてもらえるはずだったそうです。
遅れてしまったので、かぶせ茶のいれ方からの参加になってしまいました。
紅茶は遅れて逃してしまいましたが、おいしいものがまだ残ってました。
ぼた餅、おいしかったです!
JRで大阪に帰るときに参加者の方数名と同じ車両でした。
初対面だけど同じ会に参加したよしみ。
会話が弾んで、今回のイベントをきっかけにいろいろお話をしました。
その中でも、
「手摘みと機械摘みで、どっちがよいかがハッキリわかりました!」
とおっしゃられていたのが、印象的でした。
そんなこんなのあった一日。
夏の茶摘みで結構、体力勝負なところがありました。
疲れました。。。
関西だったら、比較的近いところにお茶の産地があります。
茶摘みの体験、参加してみると気づくことがたくさん。
機会があれば、参加されてみてはいかがでしょうか?
※お茶摘みに興味を持たれた方へ。
茶摘みをより楽しめるように予備知識をnoteに投稿しました。
よかったら、お茶摘み体験、お茶づくり体験の前に、ちょっとお伝えしたいこと もご覧ください。
※ほかにもお茶に関する学び、お茶のセミナーについて知りたい方は、
本サイトのカテゴリー:お茶のセミナーのタイトル一覧をご覧ください。
※この記事を読まれてより深く知りたくなった方は、ぜひ下記の記事も合わせて読んでみてください。
- ちょいと、こうちゃこうじょうへ…本投稿とは別ショットの廃校になった木造校舎と南山城紅茶の写真があります。
- 夏も近づく八十八夜♪の茶摘み(2015、京都府相楽郡南山城村)…本投稿の茶摘みや紅茶工場などでお世話になった茶農家さんは中窪さんとおっしゃいます。毎年春に品評会へ向けて手摘みをされていて、その様子を書いてます。
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