お茶の品種、べにふうきがいろんな形で使われてるみたい

お米の品種に、こしひかり、あきたこまち、さがびより、があるように、お茶にも品種があります。

やぶきた、ゆたかみどり、さやまかおり、かなやみどり、ごこう、あさひ、いずれもお茶の品種名です。

先日「さやまあかり」という品種が登録されたというニュースをみかけました。開発に40年かかったそうです。
とても、時間がかかるんですね。

ところで、日本で作られる紅茶(和紅茶)でよく使われているのが、「べにふうき」という品種です。

冬を越して、春に伸びた芽を収穫する一番茶(ファーストフラッシュ)、そのあとの夏の二番茶(セカンドフラッシュ)、秋摘みと摘まれた時期を表す和紅茶も増えてきました。市場が拡大しているのを表してるんでしょうか。

春が近づいてきたので、ちなんだお菓子がお目見えしてます。
桜のカステラ。

ムジカティーの杵築紅茶、べにふうきと合わせたら、なんだか、杵築紅茶の匂い桜を食べてる気分になりました(笑)

花粉症を患っている方はご存知かもしれませんが、べにふうきの緑茶には抗アレルギー作用があるそうで、花粉症の症状が出る一カ月前からべにふうき緑茶を飲んでいると、症状が和らぐそうです。

生姜も一緒に摂取すると効果が高まるのだとか。

ショウガそのものが目につかなかったので、生姜ほうじ茶をいただきました。

べにふうき緑茶の粉末を何度か溶かして飲んでいるんですけど、お湯で溶かすと苦くて、お水に溶かす方が苦みが控えめで飲みやすいような気がします。

同じ品種でも、緑茶と紅茶と加工方法が違ったり、乾燥した葉っぱをお湯に浸すしてエキスをいただいたり、粉末でそのまま頂いたり、はたまた摘採時期や産地、農家さんが違ったら味わいも違ったり。
なかなか、一つの品種でも、いろんな違いがあるもんですね。

そういえば、べにふうき緑茶の茎だけを集めたのをオマケでいただいたことがあって、ほうじ茶に炒ったら香りが面白かったです。

3年ほど前に出会ったお値段、数千円の高級ボトルの和紅茶は、べにふうきでした。

もしかしたら、べにふうきはいろんな用途に使える品種なのかもしれませんね。

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