お茶に興味を持った人がたどる道筋、いくつかあると思います。
自分の場合を例に書きだしてみると、
もともとお菓子が好き
↓
お菓子をたくさん食べるのは大変だからお茶なら多少は大丈夫だろう(当時、コーヒーが苦手だった)
↓
お茶を淹れてみたくなる
↓
お茶のムック本を入手
↓
信頼のおける専門店に通い始める
↓
小規模なイベント参加
↓
イベントでコアなお茶ファンに知り合って色々教えてもらう
↓
茶摘みイベント参加
↓
大規模なお茶イベント参加
↓
お茶イベントのスタッフ
↓
お茶コンテストのスタッフ
でした。
日本茶AWARDというのは一般の消費者が好きなお茶に投票して、一等賞を決める日本茶のコンテスト。
日本茶AWARDの会場に足を運んだり、日本茶AWARDのお茶を買ったりするというのは、自分が楽しいと感じたり、おいしいと感じる良いお茶に巡り合うための一つの方法だと思います。
日本茶AWARDとは
日本茶AWARDは既に書いた通りお茶のコンテストです。3回審査を行います。
出品されたお茶(出品茶)を1次審査で1回目の選抜、2次審査で2回目の選抜を行って20程度のプラチナ賞に絞り込みます。
プラチナ賞のお茶を3次審査で、一般の消費者が飲んで好きなお茶に投票して、一等賞を決めています。
始まりは、2014年。
渋谷ヒカリエ8FのホールでTOKYO TEA PARTYを開催し、その中で3次審査を行ない、一般の消費者にプラチナ賞のお茶を飲んでもらい、一番好きなお茶一つに投票してもらう。集計して表彰式を開催していました。(日本茶AWARD2014 TOKYO TEA PARTYのダイジェスト動画)
2019年まで毎年、概ね同じ形式で開催されていたようなのですが、昨年2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、開催されませんでした。
そして今年の日本茶AWARD2021は、新型コロナウイルス感染症の影響がある中で、ソーシャルディスタンスを保って感染症対策を行いつつ、人が集まりすぎない審査のやり方に変更して開催されました。
■一次審査会
2021年8月 在宅審査■二次審査会
2021年日本茶AWARD審査結果より
2021年9月 小規模な集合審査
■三次審査
2021年日本茶AWARD審査結果より
2021年10月下旬から11月中旬
日本茶インストラクター協会会員がホスト役となり、
プラチナ賞受賞茶20点を対象に、
全国各地で「日本茶AWARD2021サテライトティーパーティー(三次審査)」を開催予定。
*コロナ禍での開催のため、感染防止対策をして少人数にて審査会をします。
2021年のTOKYO TEA PARTY
日本茶AWARDのTOKYO TEA PARTYは、2014年から2019年まで渋谷駅近くの渋谷ヒカリエ8Fホールで開催されました。
2021年は渋谷ヒカリエから、原宿駅と渋谷駅の真ん中あたりのJINNAN HOUSEに変更されました。

筆者は初めの2014年以来、7年ぶりにTOKYO TEA PARTYに参加してきたので、簡単に内容をレポートしたいと思います。
表彰式
TOKYO TEA PARTY開催前に三次審査を実施したので、最初に表彰式が行われました。一般の参加はなく関係者のみの参加となりましたが、YouTubeでライブ中継が行われ、後ほど動画アーカイブで閲覧できるようになりました。(→表彰式と会場案内の動画へのリンク)
テイスティング
プラチナ賞19点のお茶を10種で分け、SIN/JINと2グループに分けたティーテイスティングパーティーが行われました。
司会の方の後ろに大きな液晶テレビが配置されていて、ティーテイスティングパーティーが開催されていない間の時間で、プラチナ賞受賞者のコメント動画が流れていました。(日本茶AWARDのInstagramの動画で見れます)
JINの回に参加した時の様子です。








お茶の販売
プラチナ賞のアソートセットがSIN/JINに分けて販売されたようです。
筆者は先行予約でSIN/JINのアソートセットを申し込んだので、当日にアソートセットは購入しませんでした。
ファインプロダクト賞、審査員奨励賞のお茶の販売が行われました。

プラチナ賞受賞者による販売
TOKYO TEA PARTYの開催3日前に急遽、プラチナ賞受賞者のお茶の販売が発表されました。

日本茶大賞の喫茶
日本茶大賞の特香園さんの雪ふか 極5号がJINNAN HOUSEの茶空さんの提供でオーダーできました。3煎目まで淹れていただきました。




トークショー(YouTubeのライブ配信)
会場の建物内、お茶の販売ブースと茶空さんのカフェスペースの間くらいで、トークショーのライブ配信が行われました。
会場にいるとトークショーを見ることができなかったので、結果的にオンライン限定コンテンツになりました。
トークショー①(2021-12-4午後)
トークショー②(2021-12-5午後)
日本茶の未来 〜合組(ブレンド)の魅力と可能性やこれから注目されるお茶たち〜
まとめ
日本茶AWARD2021は、12月初めのTOKYO TEA PARTYで幕を閉じました。
振り返ってみると、オンラインと、会場を利用するリアル開催の両方を視野に入れて計画されたようです。
販売サイトでは、ファインプロダクト賞、審査員奨励賞のお茶が販売されています。
気になる方は、今からでものぞいてみてはいかがでしょうか。
日本茶AWARD販売サイト→https://awardshop.official.ec/
※ほかにもお茶に関する楽しい集まり、お茶のイベントについて知りたい方は、
本サイトのカテゴリー:お茶のイベントのタイトル一覧をご覧ください。
※店(種ノ箱)のInstagram↓です
※店(種ノ箱)のtwitter↓で、お茶のことを気ままにつぶやいています
種ノ箱(tane no hako)のtwitter(@tanenohako)
このページのQRコードは最下部にあります。










