アートな空間で若き茶人のパフォーマンスに触れたことから、お茶っ葉について考える刺激を受けました。
5分ほどの時間があれば、さらっと読める内容です。
キッカケはティーセレモニー
リアルに会うのは3回目、SNSではポツポツ交流していた若い茶人のティーパフォーマンスに先日参加しました。
(今週末7月第1週の週末もあるそう。今6/29の時点で見たら満席になってた。観覧席があるので、気になる人は申し込みサイトをチェック❗️→カンザキユウスケ TEA CEREMONY)
全体としては、アートイベント。
絵画作品があったり、パフォーマンスがあったり。
なのでティーパフォーマンスもエントリーできて、ノミネートされたみたい。
アートイベントの概要を読むと、点数をつけるよりはアーティストを育てる視点に重点を置いた企画だそう。
![](https://blog.chaai.info/wp-content/uploads/2022/06/IMG_4319-768x1024.jpg)
TEA CEREMONYが始まって、しつらえや語り、所作に続き、お茶っ葉の様子が見えたところで、なんか見覚えありそうなお茶っ葉だなぁ、と思った。
一番前でパフォーマーの正面だったのだけど、自分との距離が少しあって、香りを感じるほどは近くなかった。
![](https://blog.chaai.info/wp-content/uploads/2022/06/IMG_4317-1024x768.jpg)
ティーセレモニーの終わりの方で歓談タイムになり、お茶の話題になって、使われたお茶が何度も手伝ったことのある見覚えのあるお茶っ葉と思った生産者さんで合っていた。
どーして当たったのだろう?
会場では、「よく(何度も)見ているから」と言ったのだけど、それは見分けるポイントを正確に言い表しているわけじゃないな、と今になって思う。
お茶を淹れているうちに、色や形、葉や茎の形状、葉と茎の割合が他の生産者さんとは違うのに気づいたからではないか?
お茶っ葉のどこに注目するか?
お茶、今回は緑茶に限るとして、お茶の種類を見分けるときにどこを見ているかをちょっと書き出してみた。
![](https://blog.chaai.info/wp-content/uploads/2022/06/IMG_4494-1024x768.jpg)
- 色や艶
濃い緑か、明るい緑か、艶があるか、マットな感じか - 大きさや形
お茶っ葉の大きさは大きいか、小さいか、形はピンと尖った針状か、それとも曲がっているか - 茎
茎はあるか、あるとしたら、どんな形か - 葉と茎の割合
葉っぱと茎の割合はどのくらいか
お茶っ葉の見分けるポイントを幅広く使おうとすると
いつも飲んでるお茶と違うお茶が手に入った、としよう。
そういう時にお茶っ葉の見た目から、見分けるポイントに注目して、どう違うのかがわかる。
違いがわかると、お茶の種類を見極められるようになる。
そうしてお茶の種類がわかると、淹れ方のヒントがわかる。
パッケージに淹れ方が書いてなくても、お茶の種類からおおよその淹れ方は決まっているから。
![](https://blog.chaai.info/wp-content/uploads/2022/06/IMG_4495-1024x768.jpg)
ざっくり振り返ると
お茶っ葉の見分けるポイントに注目して、お茶の種類がわかるようになると、お茶のおおよその淹れ方がわかる。
もひとつ、経験を重ねていくと、特徴がはっきりしていれば生産者さんが特定できる場合もある。
自分の贔屓の生産者さんのお茶っ葉を見ることが多くなるはずだから、自分の愛着の成果が目に見える形になると言っても良いと思う。
お茶っ葉の種類を見分ける能力は、日本茶インストラクターの試験でも問われる内容だから、受験しようとしている人は試験勉強の一環になる。
とか、色々書いたけど、ここらで一服。
![](https://blog.chaai.info/wp-content/uploads/2022/06/IMG_4496-1024x768.jpg)
おしまい
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