日本茶と珈琲の品種雑感:単一品種と在来種

日本茶の品種というと、「やぶきた」が一番生産されていて最も有名です。
やぶきたは、煎茶の品種として香味がよく、病気にも強く、収量がいいです。

和紅茶で、よく見かける品種としては、やぶきた以外では「べにふうき」になると思います。

去年のクリスマス前に、月ヶ瀬健康茶園さんから秋の手摘み紅茶が送られてきました。(手摘みの記録はこちら)

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べにふうきと「在来種」。
お茶の木というのは、種を植えて育てると、種一つ一つが違う品種になります。
種から植えて、育てた植物を「実生」といい、お茶の在来種というのは実生です。

秋の手摘みイベントの後、縁があって月ヶ瀬健康茶園の岩田さんからお話を伺う機会がありました。

在来種というのは、株一つ一つが異なる特性。
(一つの特性だと病気に弱いけれど、株ごとに違うので)病気に強いと仰られていました。

と、これが頭にうっすら残っていて、最近ふとスリランカのことを思い出しました。
スリランカは、現在紅茶の生産国として有名ですが、元々コーヒー栽培が盛んでした。
でも、コーヒーの木の病気が流行って、コーヒーは絶滅し、代わって紅茶の栽培が盛んになった。
というのは、紅茶を勉強したときに覚えていたこと。

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おかしいなぁ。品種が一つでなければ、一つの病気で絶滅することはないはずだけど。
このときのコーヒーって、単一品種だったのかな?

WEB検索したところ、どうやらアラビカ種というものだったそうで、単一品種のようです。
かなりの長文ですが、スリランカの伝統農業の記事も見つけました。
品種に対する内容も豊富に記載されています。

話を日本に戻して、在来種や実生と記載されたお茶が売られていることがあります。
在来種や実生のお茶、言うなれば、その地域の土壌、気候、経済情勢などの条件で、生き残ってきた生え抜きの茶の木から製茶されたお茶になるんだろうなと。
在来種となると手にとって、買いたくなる理由を納得できた気がして、一人得した気分になりました。

2014年の年末に入手した月ヶ瀬健康茶園の在来種の萎凋茶は飲んだのですが、まだ自分が摘んだお茶の葉が幾分か入っているはずの在来種の紅茶は飲んでいません(^^;;
大事に頂きたいと思います。

おしまい。



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