お米に、こしひかり、ささにしき、山田錦などの品種があるように、実はお茶の木にも品種があります。
品種からみた日本の国産紅茶、和紅茶の楽しみ方をご紹介したいと思います。
あまり知られていないかもしれませんが、一つのお茶の木から、緑茶も紅茶も半発酵茶(烏龍茶)も作ることができます。
あくまで作ることができるであって、向き不向きはあるようで緑茶にしたら美味しい、紅茶にしたら香りがよくなるなど、製茶の特性を考慮して品種は緑茶向き、紅茶向きと分類されて品種登録されています。
日本では半発酵茶が少ないからか、半発酵茶向きという記述は今のところ見かけたことがないです。
日本の紅茶向き品種には、「べに○○」と付けられるそうです。
花粉症でお困りの方なら、抗アレルギー作用のある「べにふうき」をご存じかも。
「べにひかり」、「べにほまれ」、「べにたちわせ」、これらは紅茶向きと言われます。
筆者は、この三つについて紅茶でしか飲んだことがなく、緑茶では飲んだことがありません。
日本で作られた紅茶は、パッケージに和紅茶とか国産紅茶で印刷され、お店でずいぶん見かけることが増えてきました。
なお、日本で一番栽培されているお茶の品種は「やぶきた」で、緑茶でも紅茶でも販売されており、筆者はどちらも飲んだことがあります。
さて品種には緑茶向き紅茶向きがあって、紅茶向きでも種類があるという話をしてきました。
消費者目線のポイントでなにが一番変わるかというと、品種が変わると香りや味が変わります!
パッケージを見てると、緑茶より和紅茶の方が、品種の名前が書いてあることが多いように思います。
品種を知っている人に、香りや味の特徴をイメージしてほしいというPRですよね。たぶん。
消費者側のわたしたちは、パッケージに書いてある品種の違いに注目して入手すると、例えば見たことのない品種名が書いてあれば、新しい香りや味に出会えるチャンスっ!!ということになります。
(筆者の和紅茶の購入動機を書いてます(笑))
いろいろ飲んで自分の好みがわかってくると、「わたしは、やっぱり△△(お好きな品種名で)が好みやわ〜」を頭の中とか、心の中で呟くようになります。場合によっては声に出すことも。

既に和紅茶好きになられている方、写真の中にお好みの和紅茶はありましたでしょうか?
今回は品種からみた、日本の国産紅茶、和紅茶の楽しみ方をご紹介しました。
楽しくおいしいお茶ライフを〜
それでは、またー!
この投稿を読んで、和紅茶というのはわかったけれど、じゃあ日本茶って何だろう?と思われた方は、玉露や抹茶とは、なんぞや?(日本茶も説明してます!)をご覧ください。
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