大きなお茶っ葉の自然発酵 紅茶を軽く煮出しました(奈良、大和高原、都祁 羽間農園)

先日、京都でお茶会があって、羽間さん(ハマさん)から、どんな経緯でお茶を作るようになったか、何を目指して農業をやっているかを伺いました。

羽間さんがつくられた紅茶の封を開けて飲んだので、試飲レポートします~!
ポットを使わずに紅茶を淹れたので、筆者としては少し珍しいです。

自然発酵 紅茶(奈良、大和高原、都祁 羽間農園)
自然発酵 紅茶(奈良、大和高原、都祁 羽間農園)

購入したのは、ウェブページを確認して下さい。)

紅茶の試飲に話を戻します。
開けた袋の中身を見て、びっくりしました。葉っぱが大きい!です。
切断していないのが、見た目から明らか。

ポットで淹れたら、注ぎ口が目詰まりする予感がしました。
それならと、手鍋で沸かしたお湯に、そのまま茶葉を投入、15秒前後煮出して、火を止めました。

直ぐに飲みたかったので、冷ますのと茶殻を濾すのを一緒にするために、朱泥焼の茶こしの網付き急須に注いで、急須から湯飲みに注ぎました。
急須で一度冷まされるので、湯飲みに注いだ紅茶は丁度おいしい飲み頃となります。

飲んでみると、ストレート向きの香りの良い爽やかな紅茶でした。
別の農家さんの品種名が「さやまかおり」の紅茶を飲んだことがあったので、飲んだ後の口や鼻を抜ける香りが似ていると思いました。

急須、2回分に相当するお湯で紅茶を作りました。
2回目の紅茶は、茶葉がお湯に浸かっていた分、濃くなったようで少し渋みを感じました。
手鍋の方がポットよりじかに熱が伝わるのでお茶っ葉から香りや味を引き出すイメージ。だから、おそらくポットに茶葉を入れて、100℃のお湯をポットに入れた場合では、渋みはほとんど出ないと思います。
今回は早く飲みたかったので少し煮出したため、渋みが出たのではないかと思っています。

因みにお茶請けは、豆乳プリン。
ちょっと豆乳プリンだと、甘みが少なくあっさりしすぎな気がしました。
機会があれば、より甘みの強い「きな粉餅」と一緒に、絶妙な甘みと渋みのバランスになりそうな、この紅茶を頂いてみよう!と思いました。

片づけで、手鍋や急須を洗っていて気づいたのは、茶殻もやっぱり葉っぱが大きかったこと。
次回入れるときも、ポットで入れるのではなく、急須を使って淹れた方が良いと思いました。

忘れないように、記事にしておきます。

日本で作られている紅茶についてもっと知りたい!と思われた方、よかったら「日本の紅茶、和紅茶のご紹介」をご覧ください。

おしまい。

※ほかにも、ざっくばらんにお茶について知りたい方は、
 本サイトのカテゴリー:お茶のタイトル一覧をご覧ください。

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