取っ手のない急須、四種類の宝瓶を紹介してます!

最近知り合った方から、宝瓶の選び方を尋ねられました。
ちょっとの時間でザクッと説明しました。

自分としては言葉が足りなかったような不完全燃焼な気分が…
キッカケを頂いたし、折角なので手持ちの宝瓶の紹介を思い立ちました。

それで、四つを四回に分けて、使っている状態でアップして。

朝日焼は、さすがにお茶処の宇治で、高級煎茶でよく使われているだけあって、落ち着いています。
見栄えなどを考えても、お客様が来られたときに使うのが良さそうな気がします。

萩焼は、どちらかというと自分使いでしょうか。この宝瓶は僕の手に馴染んでます。
人の手の大きさは、それぞれ。手に取ってみて、注ぐ動作をしてみて、重心の落ち着き具合、手に収まる感じ、宝瓶の肌触りで確認してみて下さい。

茶逢は、なんというかビジュアルの好みがまずあります。常滑焼の茶逢のシリーズは作家さんの造形が様々あるので、まず見た目の好みで選ぶことになると思います。

白い宝瓶は、お茶屋さんの味を再現するとか、お茶を淹れる練習用と言うイメージを持っています。他の宝瓶より、クセがないのでコレで練習すれば他の宝瓶を使っても問題ないと思います。

ところで宝瓶は、湯冷ましをして、ゆったり時間の過ぎるのを楽しみながら使う急須です。言葉を変えれば、基本的に「高級」煎茶を淹れるのに向いています。
なので、熱湯で淹れるほうじ茶や番茶などには、不向きです。
熱湯の場合、熱さを避けられる取っ手のついた急須をオススメします。

とりあえず僕の視点でまとめてみました。
まずは手に取ってみて、どうかなぁと感触を確かめるところから始めると良いような気がします。

気持ちの良いお茶の時間が増えるといいですね。
それでは、また。

※ほかにもお茶の道具について知りたい方は、
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種ノ箱は、お茶のセミナールーム、昭和三十年代に建てられた木造長屋の茶の間です…

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  • 湯飲み茶わんにお茶を注いだ後の宝瓶の中身。お茶っ葉が開いてます(広がっています)。
    [使い方紹介] わたくし宝(たから)の瓶(びん)と書いて、宝瓶(ほうひん)と申します

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